桐朋小だより

2021.9.14

6年生

ひろびろ青空ステージ

分散登校最終日。

6年生の音楽の授業も、クラス半分の人数で行いました。

以前はぴったりと机をくっつけて、息遣いや表情を感じながら過ごしていた教室。

それが市松模様のような配置で座るのですから、なんとも不思議です。

まずは、新しい歌のピアノ伴奏を聴きながら歌詞を目で追い、どこまで進んだかを当てっこしました。

「夏休みの宿題」だったアルトリコーダ は、マスクをした顎で支えて「指リコーダー」で確認です。

 

この日の午後の部は、夏が戻って来たような快晴。思い切って屋上に出てみることにしました。

音楽室のすぐ横の螺旋階段をのぼると、そこは素敵な青空ステージです。

「暑い〜」「まぶしい〜」と言いながら、みんなちょっと嬉しそう。

太陽を背に一列にならんで、紹介したばかりの曲を少し流しました。

ひろびろした空間で、息を吸って、そっと声にする。

室内よりも、みんなの表情が少し緩んでいるように見えました。

(影の濃さで日差しの強さが伝わるでしょうか?眩しすぎてポータブルスピーカーの表示が見えなくなった先生は、「次は日傘を持ってこよう」と呟きました。)

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