桐朋小だより

2021.11.9

1年生

どんぐり!どんぐり!

自然広場や遠足でひろってきた、た~くさんのどんぐり。

さて、こんなにあるどんぐりをどうしようか??

 

その1…かんさつ。普段、何気なく触ったり拾ったりしているけれど、よーく見るといろんな発見がありました。くらべてみると、拾う場所によって形や大きさ、色の付き具合がちがいます。

・そとはつるつる、なかはかりかりしている。どんぐりのぼうしはコロコロしている。おおきさは、たぶんひとさしゆび(こどもの)のさきぐらい。

・どんぐりはつるつるしています。ちゃいろいのや、すながついているのもありました。ほそいのやアーモンドみたいなかたちや、ちいさいのもありました。むいたらちゃいろいかわがあった。

・どんぐりをつめでひっかくときいろくなったよ。でもどうやったらつるつるのどんぐりに、ひびができるのかなーとおもったよ。

・うしろからめがでています。

わってみたり、皮をむいてみたりして、中身も見てみました。

 

その2…さんすう。ちょうど、2ケタの数の勉強をしていたので数えてみました。

誰が一番多いかな?!

忘れちゃった人や拾わなかった人もお手伝いして、みんなそれぞれ工夫して数えました。

パッと見たら誰が多いかわからないし、いくつなのかわかりにくかったけど、10ずつまとめたら「10,20,30…」と数えやすくなりました。

次の日は、どんぐりと同じだけのタイルを出して“どんぐりたし算”。

自分と違う数の友だちを探して持っているタイルを「あわせていくつ?」と合体させてみました。

数を合体させる時はロング父さん(10のタイル)はロング父さん同士、いちこちゃん(1のタイル)はいちこちゃん同士だとうまくいきました。

 

その3…どんぐりアート。

美術で使っている木工用ボンドとクレヨンと画用紙で思い思いにどんぐりを使ったアート。

「ぎゅっておさえないところがっちゃう…」「どんぐりにクレヨンでかおがかけたよ!」

「どんぐりがたったよ!」作りながらもまたまた発見。

どんぐりが公園で遊んでいるところ、どんぐりが蛇に食べられそうになっているところ、

どんぐりころころの歌を歌いながら歌詞の通りにかいている人、

どんぐりの家族が住んでいるお家を書いた人、どんぐりを並べて字を書いた人、

みんな違うけど、どれもステキなどんぐりアートができました。

 

他にもどんぐりを使ってできること、あるかな?

「やじろべえやこまを作ってみたい」

「どんぐりって食べられるんだって」

「えっじゃあ食べてみたい!」

深まる秋と共にどんぐりへの興味も深まっているようです。

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