桐朋小だより

2021.11.22

1年生

しぜんからの贈りもの

1年生の美術では、秋、しぜんからの贈りものをつかわせてもらい、

美術をします。

ひとつの板を目の前に、

”お城” ”ミュージアム” ” ◯◯な公園” ”◯◯な遊園地” ”お家” ”秘密基地”など

描きたい世界を想像して、

 

枝、木、貝、葉っぱ、竹、まつぼっくり、木の実、などの贈りものをつかって

カタチにしていきます。

自分で材料を選んで、ボンドではりつけてはみたものの、

しぜんからの贈りものは、形も大きさも高さも様々。

試行錯誤して、うま〜く 組み合わせながら つくりあげていきます。

 

パッと見てもわからないものも、作品の説明をしだしたら止まりません。

「ここをのぼってね、こうやって進むとね、これは貝のトランポリンなの」

「これはね、◯◯と◯◯とのお家なんだよ。これはクリスマスツリーなんだ!うまくたたなかったけど、この竹をしたにやって くふうしたんだよ。」

 

お話しをしながら イメージを膨らませてく子。

一人でニコニコしながら 自分の世界に入りこみつくっている子。

素材選びに夢中な子。

シンプルな中にも こだわりがある子。

 

与えられた木の板は一緒だったはずなのに

そこには全く違う、新しい世界が広がっています。

ひとりひとりの色が、たっぷりと表現されていて、思わず嬉しくなりました。

 

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