修学旅行3日目
最終日は大久野島へ渡るために、朝から荷造りなど大忙し。
前日のうちに手際良くまとめていた人もたくさんいて感心しました!
(荷造り完了記念写真/バス車窓の「被曝柳」)
今は「うさぎの島」として有名ですが、第二次世界大戦では日本軍の毒ガス兵器工場がありました。
バスから定期フェリーに乗り換える際、忠海にお住まいのAさんの大叔母様が待っていてくださいました。
みんなが広島へ来られたことを喜んでくださり、うさぎ用の人参やキャベツをたくさんいただきました。
(2年ぶりの対面/忠海のフェリー)
島ではクラスごとに毒ガス資料館を見学、そして島内の毒ガス貯蔵庫跡などを巡りました。
極秘で生産されていた毒ガス。地図上ではこの島の存在そのものが消され、周りからの視線を遮るために貯蔵施設はカモフラージュされていたそうです。75年を経て、いまなおそのペイントを確認することができました。
(発電所跡/慰霊碑)
被害と加害、軍幹部と少年工、差別と被差別、過去と現在、、、様々な立場での視点を対比させながら、平和を実地で学ぶ旅を締めくくりました。
瀬戸内の風景を満喫しながら巡る島内は、天気にも恵まれとても気持ちの良い一時となりました。
可愛いウサギたちが、一生懸命学んだ子どもたちを癒してくれました。
例年よりもずっと遅い時間でしたが、東京駅に無事に到着。
お家の方のお迎えにほっと一安心の、笑顔の子どもたちでした。
3学期、みんなの学びを交流していきましょう。