桐朋小だより

2022.3.8

全学年

6年生を送る会〜繋がれたバトン〜

3月になりました。

まだまだ寒さが残る毎日ですが、所々に桜の蕾が膨らみ始めましたね。

 

そんな春の日を祝うかのように、桐朋小学校では6年生を送る会が開かれました。

はじめの集まりでは、2年生がパートナーの6年生に向けてお手紙を渡したことををはじめ、各学年から6年生に向けて表現を。

 

中でも、6年生が作詞した「ぼくらの たび」

 

”〜さぁ 立ちあがろう みんなと一緒に

耳をすまし 世界を眺めてみよう

太陽浴びて 未来へ羽ばたく

ほら夢はきっと 叶うはず

恐れず叫ぼう 勇気を出して

変わり求める 人々の声 

立ちあがろう 明るい未来へ〜”

を全学年で歌い、その空間を今、共有できたことは、込み上げてくるものがありました。

 

その後も、各委員会の5年生が企画・準備・運営したブースを

6年生とともに全学年で楽しみました。

 

体育委員会の「抜け出せ!巨大迷路!」は第4体育室全部が巨大迷路に早替わり。

遊び企画委員会は「昔遊び」。屋上を使って全学年が楽しめるものを企画してくれました。

 

放送委員会は「蜘蛛の巣潜って 記憶をたどれ!」。鈴がならないように蜘蛛の巣を潜りながら、隠された文字を6年生と集めて、一つの曲を当てるというものです。

理科園しぜんひろば委員会の「落ち葉でクイズ・キーホルダー」では、しぜんひろばの草木で作った素敵すぎる”しおり”のプレゼントがありました。

 

代表委員会は「探し出せ!暗号カード」。学校全部を使った秘密の暗号クイズです。

保健委員会は「キャップでコロナをぶっ飛ばせ!」。キャップ飛ばしマシーンは、段ボールで作られているとは思えない出来。工夫が凝らしてありました。

 

プレイルーム委員会は「ボールを探せ!トレジャーハンター!」。スリル満点、5年生のおにから逃げながら6年生と協力してボールを探します。

図書委員会の「消えた宝を探し出せ!(脱出ゲーム)」では、6年生と会って問題用紙をもらわないと参加できないという工夫された仕組みが。

 

どの委員会の企画も、運営も、5年生だけで0から100までやったとは思えないくらい

工夫がされていて、1年生までも「ずっとやっていたかった!」と大満足。

みんなが楽しめた裏で、5年生が今日まで一生懸命準備していたこと、見ていたよ。

そして、6年生がこれまで学校を運営する背中を5年生に見せてくれていたからこそ、素敵な会が実現したのだと思います。

 

立派に、6年生から委員会のバトンを引き継ぐことができた1日となりました。

 

 

一覧に戻る