桐朋小だより

2022.4.24

全学年

チョキン、チョキン!

今日は散髪のお話です。

といっても、髪の毛のカットではありません。

一つ目は、大きな大きな木の散髪です。

何年かに一度、学園にたくさんある背の高い木の大掛かりな剪定(せんてい)を行います。

「え〜っ、こんなに切っちゃって大丈夫?」と心配になりますが、実はとても大事な作業なのですって。

気ままに伸びた枝を整えて、密になりすぎた葉っぱをすいてお日様を浴びやすくする。

そして栄養が十分に行き渡るようにすることで、活き活き、元気になれるのです。

小学校のシンボル、通称「ブロッコリーの木」もご覧の通りすっきり!

見る見るうちにカットされてゆく姿をみて、子どもたちは「パセリの木になっちゃった!」とびっくりしていましたね。

さすがは防虫剤(樟脳)にもなるクスノキ、落とされた枝からスッキリする強い香りが立ちのぼっていました。

 

二つ目は、体育館への通路で聞こえた「チョキン チョキン」。

中学生のお姉さんたちが、白いものをいっぱい広げて作業をしています。

なんだ?なんだ?と取り囲む子どもたち。

その正体は、バドミントンのシャトルでした!

小学生はプラスチック製に馴染みがありますが、部活では水鳥の羽のシャトルを使います。たくさん打ち込みをすると痛んでしまうので、割れたりささくれてしまった部分をカットしてまた練習に使えるように整えていたのです。

お姉さんたちがやさしく教えてくれて、うれしかったね!

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