大太鼓をおためし
5年生は体育で、沖縄の踊り「エイサー」をやっています。
エイサーに関わる沖縄の文化を初回の授業で紹介し、その後総合の時間でもそれぞれで沖縄の様々なことについて調べ発表するなど、体育以外でもエイサーに親しむ時間を大事にしてきました。
桐朋小学校のエイサーは、沖縄の園田青年会(そんだせいねんかい)という青年会が踊るエイサーから学び、これまでずっと踊り続けてきています。
毎年、「仲順流り」「海ヤカラ」などあわせて5曲を踊りますが、ひとまず一通りの踊りを踊れるようになったので、先週はみんなで大太鼓のおためしをやってみました。
大きな赤い大太鼓を見て子どもたちは興奮の様子。
「こんな大きいの持てるかな」
「音が体に響きそう」
早速実際に持って踊ってみます。
重くて大きい大太鼓を持つと、これまで小さな締め太鼓で踊っていた感覚とはまるで違う感覚に。腰を落とそうにも締め太鼓のときのようにうまくはいきません。動きが制限されてしまうため、踊るのも難しくなります。大太鼓は「持っているだけでかっこいい」わけではないのです。
全員が終わったところで感想を聞いてみると、
「思ったより軽かった!」
「体がうまく動かなかった」
「大太鼓の後に締め太鼓を持つとすごく軽く感じた」
などなど、様々な声がありました。最初の印象からガラリと変わった人もいたようです。
次回の授業で、大太鼓を持つ人を決めます。大太鼓はみんなの大事なリーダー。5年生を元気よく引っ張っていってほしいです。