今日の宿題は、マジックです。
3年生の理科の授業は、
毎回子どもたちの感動と、おどろきで、いっぱいです。
この日の理科は、空気と水の実験。
コップを逆さに向けて、水の中に入れます。口が下に向いているから、お水は入ってきてしまう?
「入らないんじゃない?だって空気も見えないけど”ある”ってさっきやったし・・・」
「なるほど、じゃぁみんなを信じて、本物でためしてみよっか!」
取り出したのは本物のお札。
お札をコップの中に入れて、反対向きにして水の中に沈めていきます。
「えー!本当にやっちゃうの!?ダメー!さっきのは嘘だよー!信じないでー!」
子どもたちはドキドキ。どうなるのか、食い入るように見つめています。
結果は・・・・。なんとお札は少しも濡れていませんでした。
確かめた子どもたちの目はきらきら。
この力を利用しながら、
ピンポン玉を浮き沈みさせるマジックはできる?
風船を水の中ではなしたらどうなる?
缶に穴を一つあけたら中の液体はでてくる?2つあけたらどうなる?
それはなぜだろう?
実際にやってみる中で、空気と水の力を体感していきました。
そう、遊びの中に学びは溢れているのです。
というわけで、
この日の宿題は、お家の人にお醤油刺しでマジックをしてくること。
当たり前にでていたお醤油。
しかし気づかれないように空気穴をふさいで、
魔法の言葉を唱えます。
すると、お醤油はでてきません。
お家の人を驚かせることができました。
お醤油さしでできなかった人は、自分たちで工夫したり、お家の人に協力してもらったりして、
ペットボトルでやったようです。
お急須でやるとできるのですが・・・、こちらはマジック失敗が多め。
穴が大きいと空気の抜け道になってしまっているのではないか?
ここでも新たな仮説がでてきます。
お家の人も一緒に面白がってくれた、マジックの宿題でした。