桐朋小だより

2022.7.23

3年生

今日の宿題は、マジックです。

3年生の理科の授業は、

毎回子どもたちの感動と、おどろきで、いっぱいです。

 

この日の理科は、空気と水の実験。

コップを逆さに向けて、水の中に入れます。口が下に向いているから、お水は入ってきてしまう?

「入らないんじゃない?だって空気も見えないけど”ある”ってさっきやったし・・・」

「なるほど、じゃぁみんなを信じて、本物でためしてみよっか!」

取り出したのは本物のお札。

お札をコップの中に入れて、反対向きにして水の中に沈めていきます。

「えー!本当にやっちゃうの!?ダメー!さっきのは嘘だよー!信じないでー!」

子どもたちはドキドキ。どうなるのか、食い入るように見つめています。

結果は・・・・。なんとお札は少しも濡れていませんでした。

確かめた子どもたちの目はきらきら。

この力を利用しながら、

ピンポン玉を浮き沈みさせるマジックはできる?

風船を水の中ではなしたらどうなる?

缶に穴を一つあけたら中の液体はでてくる?2つあけたらどうなる?

それはなぜだろう?

実際にやってみる中で、空気と水の力を体感していきました。

 

そう、遊びの中に学びは溢れているのです。

というわけで、

この日の宿題は、お家の人にお醤油刺しでマジックをしてくること。

 

当たり前にでていたお醤油。

しかし気づかれないように空気穴をふさいで、

魔法の言葉を唱えます。

すると、お醤油はでてきません。

お家の人を驚かせることができました。

お醤油さしでできなかった人は、自分たちで工夫したり、お家の人に協力してもらったりして、

ペットボトルでやったようです。

お急須でやるとできるのですが・・・、こちらはマジック失敗が多め。

穴が大きいと空気の抜け道になってしまっているのではないか?

ここでも新たな仮説がでてきます。

お家の人も一緒に面白がってくれた、マジックの宿題でした。

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