桐朋小だより

2022.9.28

2年生

はれたり、くもったり。

二学期に入って間もない頃、子どもたちに「二学期はじまって」というテーマで詩を書いてもらいました。

子どもたちは、久しぶりの登校に対してどんな気持ちなのかなあ・・、

私にもかつて「子ども時代」があったので、なんとなく思い出せはするものも、

はるか遠い昔の話。

現代を生きる目の前のクラスの子どもたちの声を聞きたいな、と思いました。

三人の子どもの詩を紹介します。

 

  • いやだなあ

ママにたたきおこされた。

リビングに行ったら ママに

「今日から 学校だよ。」

と言われ、いやだなあと思いつつ ごはんを食べた。

食べおわって、ソファーにすわった。

ママに

「せいふくに きがえて。」

と言われた。

「やだ。」

と言った。ママに

「ダメ」

と言われた。それで、だだをこねた。

それで、ふきげんになりながら行ったよ。

 

  • たのしみな学校

あしたから学校だ。

夏やすみがおわっちゃう。

はやくおきないといけない

学校のまえの日

「なつやすみをパチリ」をまえの日に やっていた

よる たのしみすぎて

とびはねちゃった

ねむれなかった

みんなにあえる

やったー

とおもった

 

 

 

  • 明日から学校

明日から学校

夏やすみも たのしかったけど

学校も たのしみ

でも やっぱり

夏やすみは おわりたくない

だから どっちもどっちなんだー。

 

教室で、書き終わった子どもの詩を紹介しました。

「あーわかる、わかる」「えー-そうなんだ!」等、

共感や発見の声が教室にもれます。

久しぶりの登校でちょっと緊張したり、生活のリズムを戻すのに時間が必要だったり。

長いお休みの後は、いろんな思いがあり表情もいろいろです。

そんな「いろいろ」を出し合いながら、聴きあいながら、自分と同じだな。

自分だけじゃないんだな、という思いを見つけ、互いにほっとできたらいいな、

と思います。

二学期も「晴れたりくもったり。」

 

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