桐朋小だより

2022.10.9

全学年

6つの踊り、6年の成長

待ちに待った運動会。

学校のみんなが揃うのは、4月の1年生を迎える会以来のことです。

はじめのあつまりは、かかりの人たちがテキパキと進行してくれました。

運動会の歌「ひかる」が空いっぱいに響きます。

 

プログラム1番は、荒馬。今別の荒馬保存会の方が大きな太鼓を叩いてくれました。ものすごい迫力に最初はびっくりした一年生も、音にまけじと元気に跳ねまわりました。ラッセラーラッセラー!たのしそうな表情があふれていました。

 

2年生は、花笠踊り。赤・青・黄、カラフルな花が左右に振れて校庭に映えます。列になったり円になったり、難しい移動がたくさんありましたが、ずっと踊りながら自然に形を変えていて、見とれてしまいました。お見事でした。

 

3年生は、最初の掛け声から元気いっぱいでした。「ぼくたちは舞う」「わたしたちは跳ねる」「心をあわせて・桐朋みかぐら!」。軽やかにステップを踏みながら校庭いっぱいに広がって行く様はとても生き生きして、躍動的でした。最後の扇の段々のポーズもばっちり決まっていました。児童席側でポーズをとった時、一際大きな拍手があがりました!

 

4年生はソーラン節です。最初は先生の歌声にあわせて伝統的なソーラン節を丁寧に踊りました。「南中ソーラン」に曲がかわると、さらに動きがエネルギッシュになりました。自分たちで描いた法被が翻り、後ろ姿もとてもきまっていました。客席で一緒に踊っている人もいましたね。

 

5年生は自信に満ち溢れた表情で入場してきました。「桐朋エイサー」の旗を中心に、パーランクと大太鼓で隊列を組みます。全身で打つ太鼓、ぐっと踏みしめる足、とても見応えがありました。前任の体育の先生の指笛が、子どもたちを後押ししてくれました。お腹の底から出る掛け声が素敵でした。

 

6年生の中野七頭舞は、何度見ても難しい踊りです。それぞれの道具を巧みに操りながら、長い曲を見事に踊りきりました。しなやかな腕、高くあがる足、それぞれに個性があります。目の前を通る一人一人から目が離せませんでした。自分で作った道具を持ち袴をつけた姿は格別にかっこよかったです。

 

1年生から6年生まで、それぞれの踊りを通して、6年間の大きな成長をしみじみと感じる午前の部となりました。

 

「今度はこれを踊ってみたい!」「小さい時、こんな風に踊ったよね!」と色々とお話しが弾むことでしょう。

一緒に見守ってくださった皆様、運営にご協力いただいた皆様、本当にありがとうございます。

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