願いの輪をつなぐ
好天に恵まれた3泊4日の修学旅行を終え、6年生は元気に学校に戻ってきました。
これからは、お話をしてくださった方々へのお礼のお手紙を書いたり、まとめの報告の準備などに取り掛かります。
どんな言葉が紡がれていくでしょうか。
(大久野島からは、貸切フェリーで三原に向かいました。)
さて、6年生から学校中のみんなに、平和学習の旅のお裾分けがありました。
平和の願いが込められた折鶴を再生して作ったノートと、折り紙です。
平和記念公園にある「原爆の子の像」。
これは、2歳で被曝し12歳で命を終えた少女、佐々木貞子さんをはじめ、原爆でなくなった子どもたちの霊をなぐさめ、世界に平和をよびかけるために建てられました。
彼女が元気になりたいと願いをこめて折った鶴は平和を願うシンボルとなり、6年生も千羽鶴を届けました。
ノートをめくると「核兵器のない平和な世界をみんなの手で」というメッセージがあります。
難しい字はお家の人に読んでいただきながら、一緒に世界中の平和について考える時間になると嬉しいです。
広島で出会った世界中から寄せられた千羽鶴。
形をかえ、時を越え、さまざまな人に願いが届きますように。
(新幹線乗車直前、福山城にて)