きょだいな きょだいな
絵本『きょだいな きょだいな』(長谷川摂子 作 / 降谷なな 絵 福音館書店)を使った国語の授業。
自分で考えた「きょだいな 〇〇」を自由に書いていきました。
一人ひとりのアイディアが面白く、発表の時はみんなでおなかを抱えて笑ったのでした。
あったとさ あったとさ
ひろいのっぱら どまんなか
「きょだいな かみひこうきがあったとさ」
こどもが100人 やってきて
「かみひこうきにのって かぜがふいて うちゅうのはてまで とんでった。」
「きょだいなそうじき あったとさ」
「そうじきでんげんオンにした。こどもはぜんいんすいこまれ、中でずっとくらしてる。」
「きょだいなコーンスープがあったとさ」
「コーンスープを食べながら、スープおんせん作ったとさ。」
授業の最後は、担任の先生からのサプライズ。
きょだいな きょだいな キャベツが登場!
実はこれ、北海道の大学に通う卒業生から小学生へのプレゼントでした。
「面白いものを見つけたので、みなさんに少しお裾分けをしようと思います。
これは『札幌大球』というキャベツです。これを育てている場所は北海道だけだそうです。
北海道ではとてもたくさん雪が降ります。昔は今のように保存の方法がうまくなかったので、キャベツは周りの葉が凍ってしまいました。大きいキャベツなら、周りが凍っても、まだ中に食べられるところがたくさんあります。農家の人が大きいキャベツからタネをとって、育った中で大きいものからまたタネをとって、何度も育てるうちにとても大きいキャベツができました。
いつものキャベツとどれくらい違う大きさでしょうか。よかったら見てみてください。
みなさんが楽しい小学校生活を送れるよう、応援しています」
大きなキャベツに目をまるくして、大喜びの小学生。
好奇心いっぱいに学びながら、小学生が喜ぶ姿を思い浮かべて届けてくれた卒業生。
それぞれの年代の「とうほっこのワクワクが」こんなふうにリレーされている様子に、職員室の先生たちもとっても嬉しくなりました。