桐朋小だより

2022.12.30

5年生、6年生

はとな会開催!

「はとな会」とは、何のことだろう?と思った人もいたかと思います。

これは、高学年の体育の時間に取り組んできた陸上運動の記録会のことです。

例年は「走る会」という名で取り組まれてきましたが、今年から「走る」だけでなく、「投げる」と「跳ぶ」を加え、いわゆる3種類の混成競技のような形に変えて学んできました。

子どもたちの中から実行委員を募集し、集まってくれた人たちと一緒に考えた会の名前が「走って跳んで投げる会~チームワーク賞をねらえ~」略して「はとな会」というわけです。

「走る活動」では、5,6年生ともに、より速く走ったタイムを競うのではなく、安定した心拍数で同じペースで走り続けることをねらいにしてきました。速さよりもコントロールの学びです。自分の走るペースがコントロール出来ているか、ゴールタイムやラップタイムを予想し、当てる「あてっこペース走」を行いました。

日々の授業でも、脈を測り、班やペアでラップごとのタイムを記録しグラフにして、自分の走るペースを可視化しペースコントロールを意識してきました。5年生はラップごとにヒントの声掛けをランナーにしていいことにし、6年生は走り終わるまでヒントなしで予想タイムの通りに走れるかチャレンジしました。練習の成果もありコントロールがうまくいった人や予想とピタリだった人も複数いました。お見事!

 

「投げる」活動はフリスビー投げ。

「はじめフリスビー投げと聞いて笑ってしまったけど、実際にやってみると投げ方や力の入れ方が難しく、意外と奥が深いことが分かった。」

「ボールなら遠くにとばせるのに、これは曲がってしまうから難しい。」

など、子どもたちの感想から見られました。持ち方やタイミングなど、よく班で学んでいました。

 

「跳ぶ」活動は立ち幅跳び。

自分の身長を超えようというところから始まり、手を振る、しゃがむくらいぎりぎりまで足をつけるのを我慢するなど、より遠くへ着地するにはどうすればいいか考え合っていました。

 

記録を測定するのも班で行います。メジャーの準備や位置合わせ、記録の記入などローテーションしながら上手く分担して進めていました。

はとな会、これまでの学習の成果を発揮できたかな。

ぜひぜひ寒い冬休み。マイペース走やフリスビー投げ、立ち幅跳びで身体を動かしてみてはどうでしょう?

一覧に戻る