始業式で、6年生から [Ⅱー327]
3学期の始業式では、全校児童の前で6年生6名が、小学校時代の思い出を話してくれました。
〇いっぱい思い出がある中で、修学旅行を紹介。「原爆ドームを見たことがなくて見てみたかった」「今でもまたヒロシマに行きたいなと思います。」
〇6年生になって行くことができた八ヶ岳合宿。「面白かったことは、一緒の部屋に寝てた子の蚊帳テントがひっくり返っていたことや、別の子が寝言を言っていたことです。」
〇友だちとの出会い、パートナーさんや先生たちとの学校生活。「私のパートナーは、Sちゃんでした。大好きなミッキーのお手紙ファイル(手製でパートナーからのプレゼント)もらった時は、とてもうれしかったです。」
〇この6年間で取り組んだ事「漢字」。「一回本気で書いたら、『すごくキレイ!』とほめられ、自信がつき、そこから始まりました。」
など、6人の発表をみんなで聞きました。発表を聞いて、一人ひとりが憧れや希望、願いをもったことと思います。
写真はすべて幼稚園のお餅つきからです。
2名の発表を紹介します。〇六年間での自分の成長、〇六年生になって行くことができた八ヶ岳合宿。キャンプファイヤーの喜びです。
ついこの間入学したかと思ったら、あっという間に6年生。
今思いかえせば、いろいろなことがありました。低学年のころは、友だちとのトラブルやケンカも数えきれないほどあり、いやな気持ちになることもありました。しかし、高学年になると、友だちとのトラブルが少なくなりました。
今、真剣に考えてみると、低学年のころ、あまり仲良くなかった友だちも今だと仲が良かったり、友だちに優しいと言われたり、人に優しくすること、人を思いやること、そういうところが、桐朋小学校のおかけで出来るようになったのかと思います。
小学校生活も残りわずかだけど、最後まで全力で勉強して、全力で遊んで、中学校に行きたいです。これからは、もっともっと人に尊敬される人になっていきたいです。
私が6年間で一番印象に残っていることは八ヶ岳合宿です。4、5年生ではコロナで合宿がなくなってしまい、6年生は延期になってしまいましたが、9月に初めて八ヶ岳合宿に行けたので、とてもうれしかったです。
私はキャンプファイヤー係で、一学期から準備をしました。ゲームを考えたり、司会の台本を作ったりしました。そして本番を楽しみにしていました。
残念ながら、キャンプファイヤーは外ではなく、教室といわれる大きな部屋でやることになりましたが、キャンプファイヤーが終わると、みんなが楽しかった!! たのしかった などと言ってくれて、とてもうれしかったです。
次は、中学二年になると、また八ヶ岳合宿に行けるので、とても楽しみです。
続いて、私が話しました。その時の様子を3年生が振り返って書いて教えてくれました。ありがとうございました。一部引用させてもらいます。
校長先生が上着をぬいで言いました。「うまく出来るかなあ。/三学期の始業式で。/きんちょうするなあ。」
校長先生はそれからかろやかにそく転をした。
びっくりぎょうてん。(私は出来ないのに!)/(すごい。)/(そのりゆうは?)
「りゆうは、3年生の孫がそく転を出来るようになっていて、/すごいと思って自分もやってみました。/最初は出来なかったけど、練習したらやれるようになりました。なので、みんなもそく転などが出来なくてもいいけれど、いろいろなことに挑戦してみましょう。」
この言葉はとても心にのこりました。
子どもたちに、その気になってやってみることの良さや楽しさ、新年の希望が少しでも伝えられるような話にしたいと願いました。「うまく‥三‥きん‥」は、一番はじめのことばを繋げると、「うさき」⇒うさぎになるようにしました。