土から始まるじゃがいもづくり
3年生の終わり。
じゃがいもを育てるために
大根を抜いたあとの畑を「ここほれ!わんわん!」と
深くまでふかふかに耕し、どろだらけ真っ黒になったあと、
種いもを大切に植えた日はもうずっと昔のよう。
3ヶ月半の時を経て
ようやく再開したじゃがいもは
一つ植えた種芋から、ぐんぐん育ち
草取りも毎日して大切に育ててきた愛情が伝わっていたかのように
何個も、何十個もごろごろと出てきてくれました。
バケツ一杯に収穫したじゃがいもは
例年八ヶ岳合宿で野外料理にするのですが、今年は合宿との活動バランスを考え
学校でカレーグランプリをすることに!
カレーグランプリだけでも楽しそうなのに「もっとワクワクできるのでは?」と考えてしまい
火おこし練習も兼ねて、
学校の野外ステージとしぜんひろばを使って自分たちで起こした火で
カレーをつくっちゃおう!ということに。
そこの話し合いでも面白かったのは
「火おこしできないと、水カレーになっちゃうよ!」と話したところ
「ねぇねぇ、ソーラークッカーも使っていい?」と子どもたち。
なるほど、この子たちは3年生の時にソーラークッカー、太陽の力を使って
食べ物を温める経験をしていたのです。
あっぱれ、学びが繋がっていて素晴らしい!と思いながらも
新しい火おこしも経験しようよ〜と、欲張りな教員。
当日は火おこしをしている横で、銀色のソーラークッカーが見られるかもしれません(笑)
グランプリということで、食材もグループで選び
自分たちで買い出しに行き、世界で一つのカレーを作り上げます!
※その後の様子…
1学期末に、”4年生カレーグランプリ”が開催されました。
収穫したたくさんのジャガイモを使って、グループごとに調味料などを変えながら、「どのカレーが一番おいしいか?」競います。
おうちの方々にもお手伝いをお願いしながら、みんな生き生きと楽しそうに作っていました。
栄えある”グランプリ”に輝いたのは…?!