来年は僕たちが!
さまざまな遊びと、自治の話題の続きです。
1学期末に行われた「児童会発表」。
主催は委員会の高学年なので、4年生は一番年上のお客さんです。
時間ぴったりに校内放送で流れ始めた音楽はまるで「ディズニーランドみたい!」
元気いっぱいに「いってくるね〜!」と飛び出していく姿に
4年生の楽しみな気持ちがひしひしと伝わってきました。
窓からは蝉の鳴く声も聞こえてきますが、それを凌いで聞こえてくるのは
子どもたちのわいわいとした声!
まるで雰囲気はお祭りでした。
高学年の委員会さんが企画してくれた企画ひとつひとつが
工夫に溢れていて
ただの「非日常」ではなく、一つ一つの活動に日々の生活とのつながり、伝えたいメッセージが感じられ
何よりも「楽しんでもらいたい」「自分たちが運営するのだ!」という雰囲気がところどころに伝わってきたのです。
待っているところの列ができるであろう壁には、
待ちの時も暇しないように委員会クイズが。
体を動かし、自然物にふれ、お化け屋敷では叫ぶだけではなく宝を探し、
本の世界に入り込み、素敵な賞状をもらったり「FUNフェス」と描かれた紙バックを嬉しそうにかけながら
「次何いく〜?」「1分も無駄にしたくない!」と話し合う子どもたちの声が
すれ違うたびに聞こえてきて
思わずにやにやが止まりませんでした。
夏空の下、グラウンドでは水をぱしゃぱしゃかけながら思いっきり駆け回る
さまざまな学年の子たちの姿。
参加した子たちも楽しむ姿勢は十分でしたが、何よりも高学年の運営の子たちの細かな工夫には
感動しっぱなしでした。
4年生の教室に帰ると、「みてみて〜!」と嬉しそうな子どもたち。
今年までたくさんもらってきた・やってきてもらったことを、
来年からは自分たちが「つくっていく」立場に変わる4年生。
不安も期待もあると思うけど
これだけ素敵な経験と高学年の子たちの立派な姿を見た4年生、
来年はどんな時間になるのか、何をしたいと願うのか、もう今から楽しみです。