桐朋小だより

2023.9.30

4年生

来年は僕たちが!

さまざまな遊びと、自治の話題の続きです。

1学期末に行われた「児童会発表」。

主催は委員会の高学年なので、4年生は一番年上のお客さんです。

 

時間ぴったりに校内放送で流れ始めた音楽はまるで「ディズニーランドみたい!」

元気いっぱいに「いってくるね〜!」と飛び出していく姿に

4年生の楽しみな気持ちがひしひしと伝わってきました。

 

窓からは蝉の鳴く声も聞こえてきますが、それを凌いで聞こえてくるのは

子どもたちのわいわいとした声!

まるで雰囲気はお祭りでした。

 

高学年の委員会さんが企画してくれた企画ひとつひとつが

工夫に溢れていて

ただの「非日常」ではなく、一つ一つの活動に日々の生活とのつながり、伝えたいメッセージが感じられ

何よりも「楽しんでもらいたい」「自分たちが運営するのだ!」という雰囲気がところどころに伝わってきたのです。

 

待っているところの列ができるであろう壁には、

待ちの時も暇しないように委員会クイズが。

 

体を動かし、自然物にふれ、お化け屋敷では叫ぶだけではなく宝を探し、

本の世界に入り込み、素敵な賞状をもらったり「FUNフェス」と描かれた紙バックを嬉しそうにかけながら

「次何いく〜?」「1分も無駄にしたくない!」と話し合う子どもたちの声が

すれ違うたびに聞こえてきて

思わずにやにやが止まりませんでした。

 

夏空の下、グラウンドでは水をぱしゃぱしゃかけながら思いっきり駆け回る

さまざまな学年の子たちの姿。

参加した子たちも楽しむ姿勢は十分でしたが、何よりも高学年の運営の子たちの細かな工夫には

感動しっぱなしでした。

 

4年生の教室に帰ると、「みてみて〜!」と嬉しそうな子どもたち。

今年までたくさんもらってきた・やってきてもらったことを、

来年からは自分たちが「つくっていく」立場に変わる4年生。

 

不安も期待もあると思うけど

これだけ素敵な経験と高学年の子たちの立派な姿を見た4年生、

来年はどんな時間になるのか、何をしたいと願うのか、もう今から楽しみです。

 

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