桐朋小だより

2023.9.25

5年生

炎と星空と〜八ヶ岳の夜〜

昨年度はクラスごとに1泊2日の合宿を体験した5年生。

学年みんなで八ヶ岳高原寮に2泊するのは初めての経験です。

もちろん、大勢で火を囲むのも初めて!

キャンプファイヤー係が書き下ろした台本で、点火前の劇が披露されます。

 

最初は「こんなにか細い声で大丈夫かな?」「客席に背中が向いているよ・・・」と不安だらけでしたが、現地でのリハーサルでおどろくほど意識が高まった子どもたち。

演技をしない人も、お客さんの目線で活発にアドバイスを出してくれました。

チームみんなで作り上げる成長の過程を目の当たりにしました。

フォークダンスの定番「ジェンカ」にオリジナルの振り付けを加えたダンスが炎に勢いを与えます。

検討を重ねて準備してきた二つのゲームも、具体的な見本で説明する工夫が功を奏して、両クラスとても楽しんで参加してくれました。

そして、エンディング。

星空を眺める時間になりました。

服部先生の案内を受けながら、雲の切間に輝く星をしっかりと確認することができました。

「これで終わってしまうのか・・・」という名残惜しい気持ちを司会役がキャッチして、

機転をきかせて炎を眺めるプログラムも追加されました。

「目をつぶって、虫や、炎の音を聞いてみてください」

火のはぜる音、東京より一足はやい秋の虫の声、炎の熱と高原の風。

ひとりひとりが「今、この時」を味わっていました。

 

♪夏の草原に 銀河は高く歌う〜

小さくなってゆく炎を眺めながら歌ったCOSMOS(作詞・作曲 ミマス)は、特別な思い出になりました。

 

来年は最後の合宿。今回参加できなかった人たちも一緒に、みんなでそろって炎を囲めますように。

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