桐朋小だより

2024.2.1

全学年

心おどる「昔あそびの会」

PTA文化セクションが企画してくださった「昔あそびの会」。

コロナ禍で実施が難しい時期もありましたが、今年はにぎやかに開催されました。

各コーナーに、「かつては子ども」だった「達人」の保護者がスタンバイして、

子どもたちと一緒に時には熱く、時にはクールに、遊んでくれました。

 

プレイルームのけん玉会場は、世界チャンピオンの畑中さんがつぎつぎに技を見せてくれました。重力に逆らっているように見える技もあって、目が回りそうでした。

検定の時間…なんと一級に認定された人もいたようです!

かっこいいね!

 

体育館には、お相撲さん(蒲田監督、直江さん、鈴木さん、内田さん、スフバットさん)が来てくれました。

お稽古の見学では、体がバシーンとぶつかり合う音と迫力にびっくりしました!

テレビのお相撲中継ではわからない「生」の音。

四股、すり足、そんきょなど、基本の型を教えていただいたあとは、

4人がかりでお相撲さんとの対決!

かるがると持ち上げられてしまうピンチもありましたが、

習ったばかりの足をとる技などを繰り出して、果敢に土俵際に追い込む場面もありました。

 

コマ会場の理工室は、いつのぞいても大盛況。

せーの!の掛け声と共に、大人も混じりながら真剣勝負していました。

「最近やってないんだよな〜」と言いながら、数回まわすと感覚を思い出した6年生、さすがです。

「コマ現役」の低学年が、熱心に勝負に挑んでいました。

手乗っけができずに困っていたら、勢いをつけて回したコマをすいっと渡してくれて、

手のひらをくすぐる久しぶりの感触にわくわくしました。

 

図書室では「すばなし桐」の方がたくさんのお話を語ってくださいました。

ペープサートなどもあり、長い時間、図書室に釘付けになっている子どもたちもいました。

 

こちらは、大きな紙飛行機のコーナー。

こんな大きくて重たいのに大丈夫?とおもいきや、すいーっと滑るように飛んでいってびっくり!

絶妙なバランスがあるようでした。

 

折り紙や、射的、ヨーヨーなどのお祭りコーナーもあって、

折ったお花を「お母さんのお土産にするんだ〜!」と教えてくれました。

 

氷雨の中、上気した笑顔で帰ってゆく子どもたちの姿から、大満足の様子が伝わって来ました。

手をつかって、頭をつかって、目の前の人と対戦したり、協力したり。

技に憧れたり、できなくって悔しい気持ちになったり、なにくそ!と奮起したり。

 

「今の子どもたち」もすっかり虜になった「昔あそび」をありがとうございました。

 

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