桐朋小だより

2024.2.13

5年生

イスラミックスクールとの交流

長い間、着々と準備を進めてきた他校との交流企画。

今回はイスラミックスクールとの交流ということもあり、異文化にふれながら、言葉の壁を乗り越えながら、一緒に過ごす時間を楽しむ姿が印象的でした。

 

・最初は仲良くなれるか心配だったけど、みんな仲良くしてくれて、好きなアニメが一緒の人もいれば、好きなスポーツが一緒の人もいた。なにより一番嬉しかったのは、イスラミックスクールの人と友達になれたことだ。

 

国籍が違うと文化も全く違うイメージだったようで、共通の趣味を発見するたびに興奮する子どもたち。共通のものが見つかるだけで一気に距離が近くなる。自己紹介だけでも大盛り上がりでした。

 

・サウダが最初はシャイではずかしがっていたけど、最後は笑ってくれて楽しんでくれたからうれしかった。カードゲームの説明をするときに、みんながおもしろおかしく一生けん命説明していたから、そういう雰囲気もよかったのかもしれない。

 

・アイスちゃんとは仲良くなれた。単語もそこまで話せないけど、アイコンタクトやボディーランゲージで通じた!言葉はちがっても、わかろうとしてくれて、うれしかった。だるまさんがころんだをした時、みんなで「アイスちゃんが言いにくいんじゃ?」と相談して、「Run・run・stop!」というかけ声をつくったら、アイスちゃんは楽しそうに鬼をやっていた!

 

英語が話せなくても、アイコンタクトやボディーランゲージで通じる!やりとりができる!

交流する前から、「間違ってもいいから一生懸命伝えよう」と話してきました。

うまくいかないことを楽しみつつ一生懸命伝えようと工夫していて、様子を見ているだけでもワクワクしました。

子どもたちの振り返りには、「サウダさんも楽しそうにしていたようなので嬉しかった」「遊んだ時、ズナちゃんは本気でやってくれて嬉しかった」「バスケをやってすごく笑っていて、こっちも楽しかったです」などと書かれており、自分が楽しむことはもちろん、イスラミックスクールの子どもたちが楽しめるように、遊びを工夫したり気にかけたりしている様子が伝わってきました。

 

・イスラミックスクールの子、サウダちゃんが何回もシュートに挑戦して成功してスゴイッ!って思いました。イスラム教の人たちはこわい印象に思われがちですが、ぜんぜんそんなことない、むしろやさしかったです。

 

子どもたちが設定した目標は「お互いのことを知る」「遊んで話して仲を深める」「お互いの魅力を引き出そう!」でした。イスラム教の人、と一括りにするのではなく、個人を大切にしようとする思い。感想から、目標達成したことが伝わってきました。

また来年も、桐朋小学校にぜひ来てください。

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