桐朋小だより

2024.2.5

4年生

走れ!自分だけの”モーターカー”

4年生の理科では、『乾電池・豆電球』の学習をしています。

 

今回は、”モーターカー”の登場です。

とたんに、教室の熱(雰囲気)が一気に上がる上がる…。

「自分で作っていいの?やったー!」「速い車を作って、たくさん走らせるぞ!」「みんなで競争させたい。」

 

豆電球の実験を経て、様々な回路とその規則性について学んできました。

果たして、今までの学びが生かされるのか?

さらに試行錯誤しながら工夫をこらして、自分だけの”モーターカー”作りに挑戦しました。

 

最初は、慣れない配線を繋ぐ作業や回路の作り方に悪戦苦闘していた子も多かったのですが、そんな時こそ、友だち同士の教え合いが重要です。

「直列つなぎだから、乾電池のプラス極とマイナス極が隣になるようにするんだよ。」「へい列つなぎは…?」

 

 

どんどんコツを掴んでくると、今度は自分なりにアレンジしていきます。

「ヘッドライト(豆電球)を点けながら、走らせたい。」「この坂をのぼりきる馬力がほしい!」「ゆっくりでいいから、電池を長持ちさせたい。」

 

子どもたちの発想は無限大です。恐るべし。

 

中には、乾電池(モーター)の力を風の力に変える、プロペラカーを作る子もいました。

<電気エネルギー>から<風力エネルギー>への転換。自然エネルギーの活用がより一層重要視されている昨今ですが、これも学びの第一歩です。

 

・「こうかな?」「こうだ!」っていう気持ちで色々な回路を作れて、面白かった!スイッチ一つで、豆電球とモーターを動かせたので、うれしかったです。

・私のモーターカーは、車の前にシマエナガの顔を描きました!シマエナガの上に豆電球をのせたので、すごくかわいくできました!

・授業中は、ずっと考えてばかりでなかなかできなかったけれど、最後はまっすぐ走らせることに成功して楽しかった。

・回路のつなぎ方で速度が変わっておもしろかった。

・いちおしポイントは、すごく速いこと!たいきゅう力もあるし、最高の車。電池3個のプロペラカーは、すいしん力も魅力!!

 

思う存分、”モーターカー”を楽しんだ子どもたち。

 

さて、生活の中では、どんな物にモーターが使われている?

きっと驚くほど身近に、そしてたくさんの製品に使われていることに気づくことでしょう。

 

電球の発明から、モーターの開発と利用、発電について…など

私たちの暮らしを支える、なくてはならない電気の世界。

もっともっと深めていきたいと思います。

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