桐朋小だより

2024.9.17

4年生

水の学習を深めた社会科見学

4年生は1学期から社会で水の学習に取り組んできました。

1学期は、手洗いに使う水はどれくらいか、オリジナルの1リットルますを作って調べてみたり、そのますを使って家でお風呂に使う水、皿洗いに使う水などの量を調べてきた人もいました。

水の循環についても学んだところで社会科見学へ。

今回は小平市にある「ふれあい下水道館」と「羽村市郷土博物館」、「羽村取水堰」を見学しました。

ふれあい下水道館では実際に下水道管の中に入らせてもらいました。子どもたちは強烈な下水のにおいに圧倒されながらも、大きな下水道菅や流れる下水を見たい気持ちの方が勝って、何度も入って見学していました。

 

羽村市郷土博物館では玉川上水や羽村取水堰の歴史などを学びました。見学に行った日には、先月の台風10号、そして小河内ダムの放流によって、取水堰の水をせき止めている部分(ここの取水堰は「投げ渡し堰」と言って、丸太を組んだ中に砂利や木の枝を詰めて水をせき止める、とても珍しい型式だそうです。造られた江戸時代からそのやり方は変わっていないとのこと。すごいですね。)を払ったあとの様子、そしてまた新たに堰の部分を造り直している場面を見ることができ、とても貴重な経験ができました。

 

玉川上水も実際に見ることができ、「ここを玉川兄弟が実際に造ったんだ・・・」と江戸時代に思いを馳せながら学ぶことができました。

今4年生は水についての新聞を作成中です。できあがりと交流が楽しみです。

 

 

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