運動会に向けて~高学年対抗競技~
もうすぐ運動会。最高学年の6年生は民舞「中野七頭舞」と対抗競技で「大玉リレー」に出場します。
今年度から対抗競技は、高学年5,6年生が一緒に行います。
1試合目は5年生。
2試合目は5,6年生の混成チーム
3試合目は6年生です。
大玉リレーは 「①球を転がす役(二人一組)」 「②布(風呂敷)にのせて運ぶ役(四人一組)」 「③担いで運ぶ役(四人一組)」 の3つの役割があります。
5年生は①→①→②→②→②→②→③→③→③→③の順番にリレーをしていきますが、
5,6年混成チームと6年生は、①→②→②→③→③→③→③→②→②→①の順番に変わり、やや難しくなります。
早速体育の時間に練習です。
授業では、「②布にのせて運ぶ役」と「③担いで運ぶ役」をひとまず全員が体験し、落とした後のリカバリーの方法を学びました。
また、遠心力によって大玉が落ちやすいゾーンがあることを学び、どうやって運べばスピードや大玉を落とさず走れるかを考えました。
ちなみに①~③の役割と走る順番は、クラスで選んだ運動会対抗競技係がクラスみんなと相談して決めます。
練習する中で、どんどん反省点や改善点の意見交換がなされます。
6年生は両クラスともほとんどミスなく運ぶことが出来るようになってきましたが、ここからが本番です。
スピードを上げすぎると大玉が弾みやすく落としやすくなること、急ぎ焦ると連携が乱れ上手くいかなくなることが常に隣り合わせなところが大玉リレーの難しいところです。
両クラスともミスがないと、後はスピード勝負になります。如何に素早く走り、スムーズにバトンタッチを完成させるかが鍵です。
このバトンタッチも大玉リレーの面白さの一つです。
「②布で運んだ役同士の受け渡し」、「③担いだ役同士の受け渡し」の局面だけでなく、「①転がして→②布にのせる」、「②布にのせたまま→③担いで運ぶ役にわたす」という、別の役割につなぐ局面でのスムーズさが要求されます。
6年生はこれに加え、 「③担いだ大玉を→②布に投げてのせる」 「②布にのせた状態から大玉の勢いを落として→①転がす役につなぐ」別の局面のスムーズさが求められます。
これから、スピードを上げても落とさないこと、万が一落とした際のリカバリーを素早くし、連携を高めることをさらに練習していきます。
いよいよ5年生との合同練習も始まります。先日5,6年生の混成チームのペアも決まりました。
6年生は5年生に運ぶ時のポイントを教えたり、一緒に練習をする時の中心になってもらいます。どんな風に5,6年生が学び合うのか楽しみです。