桐朋小だより

「自分たちの手で学校をつくっていこう!」

桐朋小学校は子どもたち一人ひとりが主人公となり、自分たちの手でつくっていく学校です。

そのために、毎年、学校の目標や、「こんなことをしてみたい!」などのことを5、6年生の委員会が中心となって、全校の子どもたちで話し合っています。

1学期が始まってしばらくすると、1年生から6年生すべてのクラスで話し合いをし、「みんなの声のはっぱ」を作ります。

話し合うテーマは3つ。

・こんな学校にしたい!(オレンジのはっぱ)

・こんな遊びをやってみたいなあ(緑のはっぱ)

・「遊びのきまり」について考えたいこと、言いたいこと(黄色のはっぱ)

クラスで様々な意見を出し合い議論しながら、「クラスの意見」としてまとめていき、3枚のはっぱを完成させます。小さい学年の人も、やってみたいことはたくさん。要望として上の学年の人たちに伝える機会になり、実際に実現していくこともたくさんあります。

各クラスから集まってきたはっぱは、内容ごとに委員長会議で各委員会に振り分けられ、話し合われていきます。

そして先週、「前期子ども集会」が行われました。集会では、代表委員会がはっぱをもとに作った「桐朋小学校の今年の目標」や、各委員会の活動目標、はっぱをもとに話し合われたことが発表されました。

今年の目標は、この2つ。

・学びと遊び、どちらも大切に、みんなが学びたいことを学べて、やりたい遊びができる学校

・温かい雰囲気で、困ったことやいやなことがあっても、解決できる学校

議長をしていた代表委員からは、「みんなで一緒に学校をつくっていきましょう!」という力強い言葉も。

この目標を達成できるよう、5、6年生にはリーダーシップを発揮してもらい、全校のみんなで桐朋小学校をつくっていってほしいです。

 

 

一覧に戻る