足をピーンと!
運動会が終わり、後期の時間割になりました。
器械運動の学習を始めるのに先立って、先生たちは「ねこちゃん体操」の講習会を持ちました。
入学式で2年生が見せてくれた、かっこよくてしなやかな体操を覚えてくださっている方も多いことでしょう。
♬くまさんが、やってきて、こんにちは、こんにちは、さようなら!
お尻を高くあげた四つ足歩きから、「こんにちは」であまたを深く内側に入れることで、無理なくきれいな前転ができるのです。
体育の先生から、最初の手を上げるポーズにも腕の筋肉の方向が関係していることや、この先の技に繋げるためのポイントなどを解説してもらって「なーるほど、そういう意味があったのか!」とあらためて奥深さを知りました。
最初はすこし緊張気味だった先生たちも、すこしずつコツをつかんできました。
「さっきより、スムーズに回れていたよ!」「手の位置、もう少し近い方がよさそう」「今の感覚を覚えたいのでもう一回やってみてもいいですか!」と自主練習に励んでいました。お互いにフィードバックしながら学びあっていくのは、大人も子どもも一緒。そして、すこし成長したことが実感できると、とっても嬉しいものなのだ、と、先生たちの表情をみて改めて感じました。
日ごろまったく運動しない音楽担当の私は写真係に徹していましたが、はるか昔の子ども時代、ポーンと跳び箱を飛び越えた時の気持ちよさを、ちょっと思い出したのでした。