桐朋小だより

2025.12.26

2年生

「ねじねじ ぎゅっぎゅっ」しめ縄づくり

しめ縄づくりの日、教室にはわらのにおいが広がりました。

「しめ縄ってなんだろう?」「なんだかいいにおいがする!」と、わらを手にした子どもたちは、目を輝かせて活動を始めました。

わらをよく見て、さわっていく中で、皮にあたる部分を「はかま」と呼ぶことを知りました。まずは、その「はかま」を一枚一枚ていねいに取り除く作業から行い、実際に手を動かしながら、わらのつくりへの理解を深めていきました。七本ずつ、合わせて十四本のわらを使う意味も学び、素材とじっくり向き合ってから、しめ縄づくりに取り組みました。

しめ縄づくりは、二人組になって行いました。一人ではむずかしい「ねじねじ」「ぎゅっぎゅっ」も、友だちと力を合わせることで、少しずつ形になっていきます。相手の動きを見ながら手を動かす姿からは、低学年なりの学びと成長が感じられました。

当日は、保護者の方がお手伝いに来てくださり、子どもたちは安心して活動に取り組むことができました。そばで見守ってもらいながら、最後まで意欲をもってつくり上げることができました。

仕上げの飾りつけには、自然広場や理科園で見つけた木の実や葉など、身近な自然の素材を使いました。

わらとふれあい、自然の恵みで飾りつけた手づくりのしめ縄は、新しい年を迎える準備として、子どもたちにとって心に残るものとなりました。

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