桐朋小だより

2026.8.4

5年生

「平和は当たり前ではない」から考える

沖縄慰霊の日に合わせて、今年の沖縄全戦没者追悼式で朗読された、中学生の亀谷るなさんによる平和の詩『生きたいと願った証』を読み、平和について考え合いました。

「平和は当たり前ではない。」そんな言葉に心を動かされた子どもたち。詩の中で、ひいおばあちゃんが自ら足に傷をつけた場面では、「この出来事を忘れないためだったのではないか」「そこには『生きたい』という願いが込められていたのではないか」と、文章の奥にある思いを真剣に考えていました。

また、「二度と戦争をしてはいけないというメッセージが伝えたかったのではないか」「80年前と同じことを繰り返してはいけない」と、作者の願いについても話し合いました。

そして、「平和って何だろう。」という問いに向き合うと、「けんかやいじめがないこと」「資源を分け合うこと」「感謝をすること」など、一人一人が自分なりの考えを伝え合いました。

印象的だったのは、いつもの教室とは少し違う空気でした。普段の元気な声ではなく、相手の話をじっくり聞き、自分の考えをゆっくりと言葉にする子どもたち。その姿から、一人一人がこのテーマを真剣に受け止めていることが伝わってきました。

最後には、「友達や家族を大切にしたい」「けんかやいじめをなくしたい」「感謝を伝え合える教室にしたい」「戦争について学び、次の世代にも伝えていきたい」など、自分たちにできることを考えました。一方で、「まだ答えが出ない」「すぐには分からない」という声もありました。

平和について考えることに、簡単な正解はありません。だからこそ、これからも立ち止まって考え、自分たちの教室や社会をどんな場所にしていきたいのか、一緒に問い続けていきたいと思います。

 

 

   

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