桐朋小だより

2026.10.13

4年生

知っているバナナ、知らないバナナ

4年生の「地球市民の時間」では、「スリランカと出会おう」をテーマに、スリランカに暮らす飯塚淳子(いいづかじゅんこ)さんから、現地の暮らしや文化について教えていただきました。

気候や学校のこと、シンハラ語をはじめとする3つの言語、多民族国家としての文化など、さまざまな話を聞く中で、子どもたちの目の前に現れたのが、大きなバナナの花でした。

  

普段から食べているバナナ。でも、その花を見たことがある子はほとんどいません。「これは何だろう?」と、最初はバナナとは思えなかった大きなつぼみを、一枚ずつむいていきます。すると、中から現れたのは、たくさんの小さなバナナ。いつも食べているバナナが、どのように実をつけていくのか。その姿を実際に目にすることで、子どもたちの「知っているバナナ」のイメージが大きく変わっていきました。

  

さらに、そのバナナの花を使った料理も味わいました。バナナの花を使ったカレーを、甘口と辛口で食べ比べたり、パンと一緒に味わったりしながら、スリランカの食文化を体験しました。

一つのバナナの花をきっかけに、植物の育ち方、食文化、そしてスリランカの人々の暮らしへと、子どもたちの興味は広がっていきました。

  

今回の授業では、たくさんのことを知識として学んだだけではありません。実際に見て、触れて、香りを感じ、味わうことで、「知っているつもりだったもの」の知らない一面に出会いました。そして、その驚きが「もっと知りたい」という次の学びへとつながっています。

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