5・6年生-各学年の教育活動の紹介-

桐朋小学校の教育活動を、具体的なこの1年間の学年別の様子をまじえてご紹介します。

5年生

1年生とのパートナー活動

5年生に進級してはじめての仕事は、卒業までのペアとなる、1年生とのパートナー活動です。 パートナーの最初の仕事は、1年生のお宅へ電話をかけ、入学式の朝に出会うための約束をすること。 まだ、顔をあわせたこともない人への電話を、みな、ドキドキしながらかけ、自己紹介や待ち合わせの場所を決めます。
次の朝は、教室中が緊張した電話の話題でもちきりになります。 そして、入学式では、1年生と手をつないで大勢の保護者の前を入場します。 <学校探検>、<新入生歓迎会>をはじめ、この後2年間続くお世話は、 パートナーとして頼りにされ、役に立つことの満足感を与え、5年生を大きく成長させます。


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教科

社会科では、協同で学ぶこと、学んだことを人に伝える技術を身につけます。1学期は米作りを中心とした農業学習。2学期の水産業は、魚の実物大を作ることから始めます。また、身近な工業製品がどのように作られるのか、グループごとに学びを深めレポートを作成。互いに発表しあいます。保護者も参観する報告会で、伝え方も質問への対処法もぐんぐん上達していく姿が見られます。

 

6年生

最高学年として全学年をリード

6年生は小学校生活最後の学年・最高学年として、学習・生活両面において全学年をリードします。 八ヶ岳合宿は、4年、5年生と回を重ねているとはいえ、合宿内容はさらに本格的になり、子どもたちは数多くのことを感じ、学びます。
運動会では「クラスのみんな」と力を合わせ全力を尽くしたいという願いを持っていることが強く表れ、絆が深まります。
広島への修学旅行では、被爆された方々から当時の様子を聞き、平和を続けていくことの大切さを知ります。
卒業式では一人ひとりが小学校生活で心に残っていることを語り、6年間で培ったものを確認しながら、 中学生へ一歩踏み出します。


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教科

6年生の吹くアルトリコーダー曲「トロット」は下級生のころからのあこがれです。あの曲を吹きたいという意欲がむずかしい曲に彼らを挑ませていきます。音色・旋律を感受し、快さ・美しさ・楽しさを味わうことを器楽で経験します。