地球市民の時間

桐朋小学校「地球市民の時間」とは

 私たちは「学ぶ」ということを、単に知識や技術を獲得するだけでなく、その後の人生においてのものの見方や考え方を創っていくことであると考えています。「地球市民の時間」は子どもたちがこれからの未来を地球市民として、世界の平和や持続可能な未来のために考え行動できる人に育つ、その土台となる学びの時間です。具体的には外国語・外国語活動(英語)や、総合と社会科の多文化共生教育・国際理解教育の分野の学習を、包括的に扱います。
 これまで総合や社会科の授業で取り組んできた平和、環境、SDGs(持続可能な開発のための17の目標)、子どもの権利条約*などの学習は、地球市民の時間でも取り組んでいきます。

*子どもの基本的人権を国際的に保障するために定められた条約。子どもの生きる権利、育つ権利、守られる権利、参加する権利を定める。

1.地球市民の時間で大事にしたいこと

●多様性を尊重し、世界の人々とともに、地球市民として世界の平和や持続可能な未来のために考え、行動できる人を育てる。

●多様な言葉、コミュニケーション、文化に対する感性と能動的な態度を育てる。未知のものとの出会いや、新しい学びをおもしろいと感じる学習姿勢を育てる。

2.国際理解・多文化共生教育の学習と具体的な取り組み

 総合と社会科では、外国の人々と実際にふれあう経験を通して、多様性を尊重し、そのことを積極的・肯定的にとらえる力や学習姿勢を育てていきます。同時に、多様な中にも共通性や普遍性があることに気づき、同じ地球の仲間として共に未来を生きていくための土台を創っていきます。また、世界の子どもの生活・習慣・文化などを切り口に、戦争・紛争と平和、人権、環境の問題などの現代的課題やSDGsの学びと、それらを学ぶことの意味を深めていきます。

3.外国語(英語)の学習と具体的な取り組み

「コミュニケーションを大切にし、楽しいと感じられる英語体験」を専門の外国語講師より、週1時間授業で集中して学びます。併せて、年2回の特設授業で、英語を母語とする外国人講師とふれあい、コミュニケーションの楽しさを体験します。このような活動を組み合わせて、総合的に学習を進めます。

◎少人数 :3〜6年生の外国語活動及び外国語の授業は、1クラスを2分割し18人で行います。
◎専科教員:日本人の講師が週に1時間の授業を担当します。
◎特設授業:5・6年生は年に2回、英語を母語とする外国人講師と授業を行う期間を設けます。