「くるみ割り人形」のミニコンサート
仙川キャンパスの角にある桐朋学園大学音楽学部では
毎月「木の香りのコンサート」という催しがあります。
今回、ピアノ科の先生方から「小学校でもいかがですか?」とお誘いをいただき、
4人の学生さんによるコンサートが実現しました。
2台のピアノを向かい合わせにした高学年音楽室はそれだけで新鮮です。
フルート(初等部の卒業生、大峡さんが担当)と、たくさんの打楽器を加えたオリジナルの編成で
チャイコフスキー作曲の『くるみ割り人形』を聴きました。
この日のためにリーダーの坂庭さんが編曲してくれたそうです。
最初の『行進曲』では、大きなシンバルが「ジャン!」となる度に、ドキッとして椅子から飛び上がる人もいました。
物語に沿って、素敵な曲を全部で4つも聴かせてもらいました。
授業の最後はみんなで一緒に「クラリネットをこわしちゃった」を歌いました。
子どもたちの感想を少しご紹介します。
・2台のピアノの音が大きくてよかった。
・「花のワルツ」がすごくすてきだったな~。聞いたことがあるけど、生で聞くともっとすてきだったよ。
・色々な楽器の使い方がおもしろくて、すごかった。
・フルートを吹くのがうますぎてびっくりしました。ぼくもやってみたいと思いました。
・また音楽をきいたり、いっしょにうたいたいな。また来てね。
いつもの場所での生演奏はとても贅沢なひと時でした。お昼ごはんも一緒に食べられてよかったね。
お姉さんたち、素敵な時間をどうもありがとう!