音を感じ、楽しむ [Ⅱ-212]
桐朋幼稚園 音楽をたのしむ会
17日、音楽をたのしむ会を行いました。2018年度からは、3歳たんぽぽ組、4歳ばら組、5歳ゆり組の3学年で行っています。
子どもたちの歌う姿や合奏する姿は、たのしそうで、活き活きしています。お互いの合奏や歌を聴いたり見たりすることで、心がいろいろと動き、豊かになると思います。ゆり組の子の姿をじっと見つめる他の組の子どもたちの姿が印象的でした。みんなで歌うたのしさもたっぷり味わいました。
保護者のみなさんのすばらしい演奏や歌が、子どもたちの心に残ったことでしょう。保護者の方も一緒にやってくださることは、子どもたちの喜びに繋がります。
左の写真について(※1)
内容は、①みんなで歌いましょう ②ばら・ゆり 音楽を聴きましょう―桐朋芸術短期大学の先生方で、永井由比さん(フルート)、村田厚生さん(トロンボーン)、小久保まゆきさん(ピアノ) ③ばら合奏と歌 ふしぎなポケット・歌 こおろぎ・走るの大好き ④たんぽぽ合奏と歌 おんまはみんな・歌 どんぐり ⑤ゆり合奏と歌 パレード・歌 マーチングマーチ・月火水木金土日のうた ⑥おうちの人合奏と歌 クシコスの郵便馬車・クリスマスクリスマス ⑦保育者より 風の花束 ⑧みんなで歌おう クリスマスソング ―りんりんりんりんすずがなる・サンタクロース・クリスマスが来る・あわてんぼうのサンタクロース・クリスマスメドレー でした。
みんなでたいへんたのしい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。
(※1)「合奏の際、身に着けていたものに気づかれた方もいらしたと思いますが、この日のために一週間前、「ふしぎなポケット」を自分で作っていたのです。包装紙を幾度か折り、仕上げにオリジナルボタンを付けたこのポケット。子どもたちから「音楽をたのしむ会」の日まで『ナイショ』にしたい」と提案があり、ずっと日の目を待っていました。そのポットを身に着けての「ふしぎなポケット」、いかがだったでしょうか。」(ばらぐみつうしんより)
(※2)左の写真。首に巻いているバンダナは、玉ねぎの皮で染めたもの。ステキな色と柄です! ゆり組合宿でカレーづくりをした際、むいた玉ねぎの皮で染めました。
「音を感じ、楽しむ」日常を大切に
日ごろから、子どもを主体とし、子どもの気持ちに寄り添った音楽活動を行いたいと思います。一人ひとりの心に残り、子ども同士が繋がることを実感できる活動を目指しています。
音楽を軸にしながら、大きな意味で子どもたちの生きる力をつくる活動にしていきたいと願い、取り組んでいます。
2学期の様子を『桐の朋』(12月16日 発行桐朋幼稚園)より
「先日、ゆり組の子ども達が行っている合奏を聴きつけたたんぽぽ組の子ども達がゆり組の部屋にやってきました。ゆり組の子ども達が遊びの中で楽器を出して合奏をしていました。クラス全員での活動は毎回1種類の楽器しか演奏できないのですが、遊びの中ではやりたい楽器が出来るので、何度も繰り返して色々な楽器を楽しんでいました。
たんぽぽ組の子ども達は初め少し離れた所から見ていましたが、しばらくすると近くまで来て椅子を並べて鑑賞席でゆり組の演奏を聴き、ある子どもは自作の太鼓をたんぽぽ組から持ってきて曲に合わせて叩き始めました。
また、たんぽぽ組やばら組で歌を歌ったりしているとゆり組の子どもが覗きに来ることもあります。その様な時には、お客さんとして聞いてもらったり一緒に歌ったりと、今までになかった音楽活動への変化が感じられるようになりました。3年保育が始まって2年目。新しい活動の試みから生まれてきた子ども達の関わりの姿があちらこちらに見えてきているように感じます。」
みなさん、2学期もお世話になりました。ありがとうございました。