卒業おめでとう! 5年生からのメッセージ 他[Ⅱ-255]
5年生から卒業生へ。
〇同じ図書委員会のRちゃんが、書記ですらすらと話した内容を黒板に書いていてすごかったです。
〇ペットボトルロケット団で、男の子が自らロケットを作ってきたり、絶対爆発するロケットを作ったり、一緒に楽しんでくれてありがたかったです。
〇一年生の時にN君が肥後ナイフを教えてくれました。また、二年生の時に、グランドでRちゃんとIちゃんとMちゃん、Hちゃんが砂鉄集めを手伝わせてくれました。放送委員の時にもHちゃんが文字をPCで打っていたので、すごい!と思いました。
〇1.2年生の時、YちゃんとMちゃんがバスの中で優しく声をかけてくれて、友だちになり、一緒に学校に行って毎日楽しかったよ。
〇一番の思い出は、クラス回りの時、六年生が全部言ってくれたことです。この時、私もこの人みたいになりたい! と思いました。
〇優しくしてくれたり、面白くしてくれたり、気づかってくれたり、ほめてくれたり。その一言一言がとてもたかったのを覚えています。この色々な気持ちを中学や高校に持っていって、楽しい生活を送ってください。
〇何年生の時もいっぱい思い出があります。その中でも一番覚えているのは、三年生の時の縄跳び大会です。二重跳びができるようになったし、四年生になったらあんな風になりたいと思いました。
〇私の六年生との思いでは、民舞の会で六年西組のK君が、一番最初に先打ちを踊っている姿がすごくかっこよったことです。私も運動会でやってみたいです。
〇私が印象に残ったのは、三年生の縄跳び大会です。私は二重跳びを習いました。丁寧に全くできない私にコツを教えてくれて、楽しかったです。結局、その日はできなかったけど、コツや跳び方を覚えていたので、四年の時は運動会で発表できるほど上達しました。
〇U君へ。いつもバスで一緒に行ってくれてありがとう。いろいろな話をしてくれたり、勉強を教えてくれてありがとう。中学に行ったら、一人で行くから悲しいけど、中学に行ってもがんばってください。
〇Mちゃんへ。初めての団活動でイラスト団でした。それで、そのイラスト団の団長がMちゃんでした。それで、Mちゃんのイラストが上手で、私もMちゃんみたいに上手に描きたいです。
〇Iさん、Sさんへ。私は最初、(委員長はやりたくないなあ。)と思っていたけど、(こんな風にみんなを引っ張れるなら、やってもいいな~。)と思えるようになりました。ありがとうございました。
〇電車の中で目が合うと、いつもいろいろな楽しい話を聞かせてくれたIちゃん。特に八ヶ岳合宿の話はとてもドキドキしました。おススメの本の話など、いろいろ盛り上がって楽しかったです。Iちゃんがいなくなってしまうとさびしいけど、中学でもがんばってください。応援しています。
5年生の人たち、どうもありがとう。卒業式で、5年生の人たちのメッセージや歌を卒業生はじっと聴いていましたね。
中村より、卒業生へ。
卒業という節目を迎えました。/大きく育っておめでとう。
皆さんとともに学んだことを少し振り返りましょう。
〇トランスジェンダーのAさんがご自身のことを話してくださいましたね。
誕生した時の性と自分が生きたい性が違い、たいへん悩んだAさん。/大学生になり、友人から、あなた自身でいいと認められたことにより、Aさんは[自分であっていいんだ]と思い、安心して自分を生きられるようになったと話してくれました。
もし桐朋小にAさんが転校したら、現在の桐朋小やこれからの桐朋小で考えなくてはならないことは何だろうか? みんなでいろいろと話し合いました。Aさんから最後に、自分でおかしいと思った時に、すぐに変わらなくても、声に出してみることの大切さを教えてくださいました。私は、スゥーデンの環境活動家 グレタさんが十五歳で気候変動の解決に向け声をあげ、世界にひろがったことと繋げて、声をあげる大切さを学びました。
〇東京大空襲を体験したMさんもご自身のことを話してくださいました。
東京大空襲は、一晩で大勢の命を奪い、Mさんのご両親も命を奪われました。Mさんは、二度と戦争をしてはならないということを大空襲での出来事や戦災孤児として生きた事実から伝えてくださいました。戦争によって人はどれだけ苦しむのか、科学は本当のしあわせに使えているのかなども考えました。Mさんは、現在の日本国憲法、第9条を大切にしていこうと呼びかけます。2021年は、世界で核兵器禁止条約が発効された年です。
〇一人ひとりの自分史への取り組みから。
お腹の中に、かけがえのない命が誕生した喜びが綴られていました。そして、お腹の中で育つ喜びや不安なこと。/誕生した瞬間のさまざまなドラマも綴られていました。よく誕生したね。いっしょにがんばったね。これから大切にするよ。いろいろな気持ちが語られていました。/はじめて〇〇ができたこと。一人ひとりが大切に育てられていることが綴られていました。/お家の人にとって、かけがえのない命の誕生と活き活きとしている様子が喜びです。皆さん、これからも活き活きと命を輝かせていきましょう。
第62期卒業生の皆さん。
桐朋小学校は、自分の人生の主人公、社会の担い手となる根っこを育てる教育目標を掲げています。ぜひこれからもその願いを一人ひとりに引き継いでいってほしいと思います。自分が願うことについて、「これは自分を幸福にし、また他者を幸せにするような、積極的な意義のあることだろうか」など、問い続けてください。
希望、期待をたくさん述べました。/困ったら、桐朋小にきてください。話をきかせてください。いっしょに悩みましょう。先生たちは、皆さんを応援しています。
一人ひとりと出会えてよかった。ありがとう。
保護者の皆様、お子様のご卒業おめでとうございます。とっても嬉しい日を迎えることができました。/これまで小学校で、子どもたちの変化、成長を支えてくださり、ありがとうございました。