想い、想われる経験を
5月が終わろうとしています。
桐朋の桜の木々も、すっかり緑に早変わり。
1年生も 朝の準備や遊びに少しずつ慣れてきました。
そんな教室には、今も大きい子たち パートナーの5年生の姿がちらほら。
教室の入り口、窓からも5年生が1年生の教室の中を覗いています。
はじめの頃からずっと、「パートナーの子はしっかりと準備できているかな?困ってないかな?」
親心のようなもので、あたたかく 時にドキドキしながら見守ってくれている人たちの姿。
何か困っている1年生がいると、パートナー以外の子にも目線を合わせて話をよく聞いてくれて
喋り方やテンポも 1年生に合わせる5年生を見ると、本当にすごいなぁとしみじみ思います。
そんな風に見守られている1年生はというと、
教室に入るやいなや、
「今日ね!朝パートナーさんと同じバスにのってきたんだよ!」
「パートナーさんのことすこしだけみれてね、手をふったんだよ!」
「朝ね、ころんじゃったんだけど 5年生が助けてくれたんだよ!」
と 言葉の中には5年生のことがいっぱい。
そして、なんとお掃除のやり方も
はじめの頃は特別に パートナーさんが教えてくれるのです。
「おそうじ」ってなんだか あそび よりも嬉しくない人もいるけど
「パートナーさんとのおそうじ」は違います。
お掃除がなかった日は、「ねぇ次いつ おそうじあるの〜!」と淋しそう。
パートナーさんの力にはかなわないなぁ、としみじみ感じる毎日です。
5年生、素敵な時間を ありがとう。