6年地球市民の時間
夏の日の「平和ワークショップ」。
PEACEboatに乗って各国を周り、核廃絶運動をする松村さんにお越しいただきました。
そこでたくさんの学びがありました。
平和ワークショップは、各国(日本・アメリカ・シリア・コスタリカ・南スーダン・東ティモール)に6人ずつわかれ、
それぞれ条件がある中で、武器(4㎝の□)、車(直径3㎝の○、食料(2cmの△)を世界銀行に持っていき、お金に換えてもらうゲームです。
チームの中には、総理大臣、外務大臣、財務大臣がいて、総理大臣はリーダー、外務大臣は、各グループを周り交渉、そして外務大臣だけが世界銀行に行ける、というルールがあります。
また、配布されえる道具も違います。
鉛筆や定規、分度器、はさみ、白い紙などが初めから支給されている国もあれば、紙と鉛筆しかない国もあります。
これは、あとから種明かしされるのですが、道具は技術、白い紙は資源になります。
また、国によって条件があります。「武器を作ることができない」と書かれた紙が入っている国(コスタリカ)が、高いお金で買い取ってくれる武器は作れません。
また、作れるが取引できないという国(日本)もあります。
これは、憲法が関わっていることもあとでの種明かしの時に話されました。
みんな本当に盛り上がっていました。
「本当の豊かさとは何なのか。」
「強い国って、どういうことを指すだろうか。」
彼らの心の中には、様々な種がまかれています。
これから、その問いといろんな形で向き合っていくことが楽しみです。