点と点が繋がって
6年生は、大久野島へやってきました。
島へ渡るフェリーはお客さんがいっぱいで、外国の方も多くいらっしゃいました。
昨年とのあまりの賑わいの変化に圧倒されました。
15分程度ですが、瀬戸内海を感じるには絶好の小さな船旅。
どんどん近づく島の姿に興奮が高まります。
山内先生から、大久野島の毒ガスの歴史、日本軍が他国で使用した毒ガス兵器の事実などを教えていただきました。
昼食後は、島内に今も残る毒ガス製造に関わる遺構を巡り、毒ガス資料館を見学しました。
「ねえ、ねえ、これってあの本に書いてあったことだよね」
「さっきのお話に出てきた毒ガス兵器に関する命令書が、あった!」
子どもたちの小声の会話が聞こえてきました。
学校で勉強してきたことと、山内先生のお話と、目の前のまざまな展示物。
それらの知識の点が繋がっていく瞬間でした。
たくさん学んだあとは、グループごとに思いっきり楽しみました。
釣果があった人もいたようです!
遊び疲れたら、ウサギたちを愛でる。
仲間との旅は、いくら時間があっても足りません。