冬休みの風景を短歌で
5年生の国語では「百人一首」に取り組んでいます。
それに先立ち、冬休みに印象に残ったこと、見た情景などをテーマに初めて短歌を詠んでみました。
授業で読み合ったり、短冊にして飾って見合ったりしています。
「そうそう~!」「わかる~」「へえ~そうなんだ」など、三十一文字から共感し理解を広げてみました。
*クリスマス 早くねないとと 思っても なかなか寝れぬ 一夜だった
*クリスマス いつもの2倍早起きだ そしてまた寝る けっきょく9時だ…
*サンタさん 毎年くれる プレゼント 大人になったら お返しするね
――クリスマスのプレゼントも子どもの楽しみ!何歳までもらえるのかな~
*除夜の鐘 心新たに 新年の おみくじ引いて 中吉でした
*はつもうで いつもワクワク おみくじは 今年は中吉 まあまあな年
――ほどほどがよろしいようで。
*お正月 もらってうれしい お年玉 親があずかり どこかに消える
*お年玉 祖母 叔母 父に もらったよ 使い方は 貯金一択!
*お年玉 どう使うかを 考えて ためておくか 一気に使うか
*お年玉 寄付に使った 二千円 早く戦争 終わるといいな
――お正月の代名詞ともいえるお年玉。どう使うか、子どもにとっては大問題!
*お正月 年下お世話 なにするか わからないから 目が離せない
*妹と いとこのお世話を たのまれて 私はつかれ 二人は元気…
――家族や親せき、お客様が集まることの多い冬休み。お兄さん、お姉さん方はお疲れさまでした!
*祖父の家 行くと部屋には 大量の 健康器具が あふれて歩けず
*祖母の家 久々だった なつかしい お互い共に 年月をえた
――なかなか行かれなかったおじいちゃん、おばあちゃんのお家。久しぶりに行ってみると…。
*そう言えば 宿題ぜんぜん やってない 一日三枚 まだ間に合うぞ
*今短歌 考えている 五の言葉 見つからなくて 困っているよ
――楽しいことの合間にも頑張ったね、宿題。
*夜八時 あたたかくして ジョギングに マスク外して しんせん空気
*がたがたと ゆれるジェンガに ぞっとする いつかいつかと 見守るみんな
*福笑い 平和にほっこり 変顔で 勝ち負けなしで みんな笑顔
――コロナ禍でもそれぞれの過ごし方で冬休みを楽しんだようですね。
5年生のまとめ、6年生に向けての3学期。
短いけれど充実した学びと活動をみんなで創っていきましょうね。