蚕研究プロジェクト
2学期から、大切に育ててきた蚕。
蚕研究プロジェクトが立ち上がるくらい大切にお世話をしていたので、
むくむくスクスクと大きくなってきた蚕。
指くらいまで大きくなった5令幼虫がクワの葉っぱを食べる音は
「わぁっ!!ねぇねぇ本当に雨がふっているみたいにパリパリバリバリ聞こえるよ!!」
「説明文に書いてあること、本当だったんだ!」
じっさいに音を感じたり、食べ方がアーチをえがくようにして食べ進めるすがたを見ると、すごいね!
と興奮こうふんをかくしきることはできません。
卵から孵化させた大切な蚕は、虫嫌いなあの子も思わずつんっと触りたくなる。
今ではもう服にだって蚕!手の広にも蚕(人間の手はあつすぎるので少しだけ、と気にしている様子の子どもたち)!
そして、説明文にあったように本当に頭を八の字を書くように動かしながらマユをつくっているすがたが見られました。
「クワの葉をあまり食べなくなり、からだが黄色いアメ色になって、少しすきとおって」くると
そろそろマユをつくりはじめる合図だということも学んだね。
本で学んでは、実際にたしかめて、また学んでは観察して、の繰り返し。
大切な学びの時間です。
とうめいで中の動きがわかるくらいのじょうたいから、じょじょにかべが分厚くなって
真っ白なマユをつくる場面がみられました。
みんなでがんばって作った「まぶし」で、ちゃんとマユを作ってくれたこと、うれしかったなぁ。
元気がよすぎる子や、ゆっくりな子、蚕もいろんな子がいるね。
次回は、「蚕の糸を紡ぐということ」をお伝えします!