どろんこチャンピオン!
「さあ、みんなでいっぱい楽しむぞー!」
3年生は歓声を上げて一斉に駆け出します。


今日は春の遠足日。
3年生は学校からみんなで歩いて「烏山プレイパーク」へやってきました。
通称「もぐら公園」。みんな着替えも準備万端、遊ぶ気に満ち溢れています。


最初にプレイリーダーのお二人から、お話をうかがいます。
「ここはなんでも自分でやってみたいことができる場所だよ。
何ができる?って聞くのではなく、やりたいことをやる。
どうやったらできるか?それをいろいろ試してみよう。
自由に遊ぶのだけれど、片付けまでが『自由』に入っているよ。
さあ、どんなことができるかな、楽しんで!」
さっそく靴を脱ぎすて、はだしでこいのぼりの支柱によじ登る人。


しげみに目をこらして、すばしっこいカナヘビをとらえる人。

木材を使って、なにかを作り始める人。

そして、ポンプを押して水を汲んで、どろんこ池を作る人!

「そんなの使わないで!」「よごれるからやめて!」「そんな高いところ、あぶないよ!」
ついつい言ってしまうこんな言葉も、ここではまったく野暮というもの。

お弁当をはさんで、おもいっきりあそび尽くした春の遠足。


どろんこの靴、くつした、ズボン、おうちの人にまかせっきりにしないで、一緒に洗えたかな?!

