形を変えると重さは・・・
4年生の理科では、『物の重さ』という学習を進めています。
本日のテーマは、「形を変えると重さは変わるのか?」です。
ねんど、おせんべい、紙…など様々な対象物の重さを調べていきますが、今回はみんなが大好きな”ある物”で実験。
「さあ、今日はこのレゴブロックを使って実験をするよ。」
「やったー!」「どんな実験?」「これで遊べるの?」
と大興奮の子どもたち。
重さの比べ方はいたって単純で、
①バラバラにした状態のブロックの重さを量る。
②好きな形に組み立てた後、また重さを量って、比べる。
というもの。
「ただし、どんなに小さなブロックも、あとで足したり引いたりしてはいけないよ。」
今までの生活経験から、子どもたちの大半は、重さは変わらないと予想します。
しかし、試行錯誤していく中で、いろいろな疑問も生まれます。
「縦に高く積んだら、はかりの一部だけに重さが集中する?」
「横に平べったくした時とのちがいは?」
一人ひとりがつくった物を合体させたり、これと決めてみんなで一つの物をつくったり…
何度も繰り返し重さを量ることで、一つの結論が見えてきました。
一回の実験結果だけにとらわれず、多くのデータを集めて結論を導くことこそ、理科で大事にしたいポイントです。
さあ、次はどんな物を使って調べてみようか。
子どもたちの学びは続きます。