2024年度 1学期始業式 [Ⅱー386]
2024年度の始業式では、新5年生が、どんな1年にしていきたいかを話してくれました。パートナーの1年生との出会う喜びや緊張、高学年ではじまる委員会や団への期待など、自分たちが主人公の学校を創るという気持ちが伝わってきました。
私からは、「進級」「転入」「春をめぐって」の話をさせてもらいました。
◆新2年生、新3年生、新4年生、新5年生、新6年生、進級おめでとう!
2年生の人たちへ。「これから1年生が入学します。入学式では、桐朋小学校ってこんな学校だよ、というのを桐朋小学校を代表して1年生に伝えてください。」
3年生の人たちへ。「初めてのクラス替え。どんな出会いがあるか、わくわく、どきどきするね。低学年校舎から高学年校舎に移っての生活がはじまります。理科や社会などの新しい学びもあります。」
4年生の人たちへ。「夏休みに、八ヶ岳合宿があります。初めての宿泊行事です。どきどき、ワクワクするね。1学期にクラスや学年のみんなで話し合い、たのしい活動を準備していこう。」
5年生の人たちへ。「これから1年生が入学します。1年生のパートナーとの出あいがあります。1年生のことをよろしくお願いします。クラス替えや委員会、団など、学校全体を視野に入れての取り組みがはじまるよ。」
6年生の人たちへ。「昨年度の3学期より、6年生からのバトンを引き継いで、学校全体の取り組みをすすめてくれてありがとう。小学校最後の1年間をたのしんで、充実させてください。」
◆転入生の皆さんへ。入学おめでとう! (みんなの拍手で、あたたかく迎えたいと思いました。)今日から、桐朋小での生活がはじまります。
桐朋の「桐」には、一人ひとりを大切にするという意味を込めています。(「一人ひとりの人格を尊重し、自主性を養い、個性を伸長するというヒューマニズムにたつ『人間教育』を学園の教育理念に据えています)「朋」は、仲間のという意味を込めています。一緒に育っていこう、一緒にクラスや学校を創っていこう! どうぞよろしくお願いします。
新たな出会い、関わり合い(応答)の中で、「基本的信頼」を築いてほしい。そして、私からの期待を伝えたいと考えて、各学年の人たちに向かって話しました。
◆春をめぐって。園庭や校庭、しぜんひろばでは、モモ、桜(ソメイヨシノ。昨日から八重桜も)、1年生が育てたチューリップなどが咲いています。毎年、ほぼ同じこのこの時期に、花を咲かせます。植物も私たちと同じ生き物、自然の一部で、仲間です。見たり、触ったり、嗅いだりしてたのませてもらっています。朝、花びらを拾いました。その花びらで音を鳴らして楽しみました。こんな季節のたのしみもあります。
毎年、チューリップの花を見ると、思い出すことがあります。30年以上前に、斉藤孝元園長校長先生が、入学式で「チューリップ」の歌をうたってくださいました。「~あかしろきいろ~」「どの花みても~きれいだな~」。齋藤先生は、一人ひとりの違い、個を大切にすることを伝えてくださって、私の心に響きました。
私も歌いながら、一人ひとりがちがっていて、かかわることで、何か新しいものが生まれることへの期待、楽しさを想像しました。
◆新しい2人の先生との出会いもありました。