泥にまみれる
1年生1学期の生活を紹介します。
子どもたちは日々、畑や自然広場で遊んでいます。 自然広場は休み時間になると学年問わず笑い声が響く素敵な遊び場です。
陸地と島の間に配置されている石、通称飛び石。この飛び石を巡っても子どもたちは様々な葛藤があります。自分一人では飛べなくても周りに友だちがいて応援してくれたり、飛んでいく友だちを見て自分もやってみたいという気持ちになって、一歩踏み出せるのです。成功して友だちと一緒に喜んだり、それを見ていた他の子どもたちからも感嘆の声が上がることもあります。もちろん無事に成功することばかりではありません。失敗して落ち込んだり、励まされたり、そんなやり取りを繰り返しながら少しずつ挑戦していきます。
自然広場だけでなく畑にも子どもたちは向かいます。自分たちの育てている野菜のお世話をしにいくのです。草取りや開梱をする中で土に触れ、たくさんの生き物に触れています。畑で草取りをしたあとは植物に水をあげます。その中で水のかけあいが始まることもあります。
草船を作って自然広場に流して遊ぶこともあります。流れていく船の後を追いながら気づいたら池の中にいることも。雨が降った後の自然広場や畑に行って水たまりに飛び込んで泥だらけになることもあります。
子どもたちは日々、自然と触れ合いながら気が付くとびしょ濡れ、泥だらけになっています。服が濡れたら乾かせばいいし、汚れたら洗えばいいのです。
今しかできない時間と経験があります。子どもたちの“やりたい”を真ん中に学校生活を作り続けていきたいです。