桐朋小だより

2019.4.29

全学年

地区別懇談会「ちくこん」

4月に1回目が開催される地区別懇談会。通称「ちくこん」は、様々な方面から通学する児童を可能な限り、通学経路や駅、方面などが同じになるように班を分けて行っています。

1回目は、新入生や転入生、お引越しで地区班を変更した人などもいるので、顔合わせをします。まずは子ども同士や保護者同士が知り合うことを大事にしながら、災害時の注意やその地区班特有の登下校の安全、マナーなどについて理解と交流を深めます。

ここに紹介する班は去年の今頃、桐朋小だよりにものせた班です。(去年の記事はこちらをクリック)

進級した子たちと新入生と保護者の皆さんと一緒に自己紹介から始まります。自分の登下校のルートを話すことは、学年が上がるにつれて慣れています。毎年話すことで伝え方や方法がわかってくること、付加情報を言える余裕も出てきます。1年生はクラスと名前を頑張っていい、お家の人が経路を話してくれました。全員しっかり話ができ、よかったと思います。

 

次に子ども会議をしました。子どもたちで、バス車内のこと、歩行中のことを話し合います。ホワイトボード、黒板を使って、5,6年生がうまく進め、意見を言ったり書いたりしました。この間に、保護者の皆さんも話し合いをし、この地区特有の話し合いがなされます。

子どもたちは話し合いだけでなく、最後に交流(ゲーム)もします。交流(ゲーム)をするとわかると、おもむろに靴のサイズを調べている人が複数いて、こう言いました。

「やるでしょ?」

ああ、なるほど。去年の交流(ゲーム)で難しい問題が出たが、それは何だったのかを覚えていたわけです。一年前のことをよく覚えていたなあと感心しながら、今回の難問は「靴のサイズ」ではなく、「上着の服のサイズ」で背の順に並ぶ問題でした。慌てた人は、服のタグを探すため、からだをねじって調べていました。低学年の子に、後ろからサイズを見てあげて教えてあげる姿もありました。結局、たしか110か120cm~160cmまでありました。

遊びも大事に、この地区の仲間を覚え、登下校の安全やマナーについて学んだ時間でした。

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