一瞬の光景
1月末のこと。朝からどんどん寒くなったこの日。
お昼前には冷たい雨が降り出しました。
午後の授業がはじまると雨は更に勢いを増し、換気中の窓から吹き込んできます。
「冷たい冷たい!」「すこし閉めて、廊下の方を開けよう!」などバタバタしているうちに、
おやおや?!だんだん雨が重たく白くなって、ついに雪になりました。
窓が背後で最初は気づいていなかった子どもたちですが、
だれかの「あ!雪だ!!」の声で、もうみんなワクワクが止まりません。
授業おわりまでの残り10分、外をチラチラ見たくなるのを必死にがまんして
「さよなら」の合図でみんな一斉に飛び出していきました。
6時間目の団活動。プレイルームでのダンスの練習中にもみるみる降り積り、理科園には雪の花が咲きました。
ですが、それがちょうどピークだったようです。帰るころにはまた雨にもどって幻の光景となりました。
どこにも出かけられない今、見慣れた景色が白く変化するだけで
ちょっと楽しい気持ちになりました。
この数日で、ずいぶん日が長くなってきましたね。春の訪れも間近です。
気温差にも気を付けて過ごしましょう。