夏を、桐朋を、全力で楽しむ!
夏も真っ盛り。
セミの声も心地よく校舎を包みこむように鳴り響いています。
それに負けないくらい、5年生の声が響き渡る夏の日。
今年、八ヶ岳の合宿に行くことはできませんでした。
たくさん話し合って、今だからできることを、「あきらめる」だけではない方法を
全員で探ってきた時間。
変更に変更を重ねながらも、全員で「今この時間」を楽しもうという気持ちが形になりました。
自分たちでやりたいことを話し合い、8つの活動が出来上がりました。
木を切り工作をしたり、玉ねぎで布を染め上げたり、
水てっぽうで思いっきり濡れたり、学校全体を使って遊びを企画したり。
どの遊びも、子どもが考え、企画し、運営し、遊びます。
企画書を担当の先生に持っていくのですが、その紙を見たときから
どれだけ考えてきたか、どれだけ想いがこもっているか伝わってきました。
そして何より、学校中に弾けた笑顔と声があふれていたこと。
確かにそこには、八ヶ岳ではできなかったこと・今だからこそできたことがあふれていました。
その時間の愛おしさを抱きしめたくなった、そんな夏の日の思い出です。