おみせやさんをひらきました②
〜「おみせやさんをひらきましょう」つづき〜
「ねえ!1中さんや1東さんも呼びたい!」
「幼稚園の子たちも呼びたい!」
「お金も作ろう!」
次々に色々なことを思いつく子たちです。
お金は、おみせやさんの準備が終わった子たちから作り始め、お財布の代わりにビニール袋に袋詰めしました。
さすがにこの状況で、幼稚園の子たちを呼ぶことは難しいので、おみせやさんを2部制にすることにしました。
まず、第1部は、1西だけのメンバーで授業時間を使って遊ぶことにしました。
第2部は、幼稚園の先生方や、1中、1東のお友だちを招いて行う、放課後の時間を使って行うことにしました。(幸いその日は、全員放課後に残ることができました)
こうしてなんとか本番の日を迎えました。
第1部、クラスのみんなで楽しみました。
困ったことが起きました。
お客さんに作ったものを渡していたら、どうやら第2部に来てくれるお客さんの分が足りないことに気づいたのです。
「ごめん!返してくれる!」
そんなトラブルも、次回のイベントに向けての大切な経験です。
クーラーの温度を一番低く設定していましたが、子どもたちの顔には、汗が流れていました。
第2部、幼稚園の先生方や、日頃お世話になっている先生方、1中、1東さんが遊びに来てくれました。
俄然張り切ってお客さんをおもてなしをして、大満足の子どもたちです。
全てが終わったあと、
「こんなにお客さんが来てくれた!」
と、箱にたまったお金の山を満足そうに眺めていました。
最後は片付けです。
「これはボクがもって帰りたい!」
「私がもって帰りたい!」
ここにきてトラブル勃発です。
2学期、制限のある中でのスタートですが、きっとこの 24人のメンバーなら、アイデアを出し合って、制限があるからこその「遊び」を考え出してくれるに違いありません。