民舞発表会〜憧れ〜
昨日の雨が嘘みたいな青空。
雲の形、空の色、緑はまるで絵本に出てきそうでした。
1日中、太鼓と子どもたちの掛け声・歓声が響き渡っていた今日。
はじめの集まりの言葉に、
「この日をみんなで迎えられて嬉しく思う」
「失敗しても大丈夫。」
「ひとりひとりが踊りの主人公。楽しもう!」
というものがありました。
その言葉通り、どの学年の踊りも、どの人も、本当に輝いて見えました。
グラウンドで行う練習の時から、他学年が舞う踊りに興味津々の子どもたち。
荒馬を背負って練習に向かう1年生の姿を見て、
”あぁ、この馬懐かしいなぁ。今やったらどんな感じになるんだろうな。自分たちの時よりも小さく見える。”
と呟く6年生。
4年生が練習していたソーラン節を見て、
“あの背中の絵、自分でかいたのかな?かっこいいね!どっこいしょ〜どっこいしょ”
と話しこんでいる2年生。
そして、中庭では自分たちで道具を作り上げている6年生の姿が。
練習の時から、それぞれの学年の歩みと成長を
日常の中で見て、感じ、
”わたしも5年生になったら大太鼓やりたい!”
”6年生って、やっぱりすごいんだね!ぼくもなれるかなぁ”
と、憧れを抱いてきた時間。
当日も、柵を必死に掴む低学年の姿と、キラキラした顔を見て
民舞の感動を、この場を、全学年で共有できた喜びをかみしめた1日でした。