修学旅行2日目
広島2日目。
朝ごはんはバイキングでした。それぞれが手袋をして慎重におかずを選んでいました。
午前中は平和記念資料館で過ごしました。いつもは大変混み合う館内ですが、朝早いこともあり集中して見学することができました。遺品の解説を読みながら、「ひとりひとりがここで生活していて、それぞれにエピソードがあるんだよなあ。」としみじみ語り合うひとがいました。目を背けたくなる展示もたくさんある中、子どもたちは自分自身とも向き合いながら、それぞれのペースで静かな大切な時をすごしました。
後半は、笠岡貞江さんのお話を伺いました。
今年88歳になられた笠岡さん。
ご自宅の庭で洗濯物を干している時に原爆が投下されたそうです。
スライドを交えながら、力強くお話ししてくださいました。
広島の地で、被曝者ご自身から直接お話を伺えた。このことが、子どもたちには何より貴重な体験となりました。
昼食をはさんで、午後は、クラスごとの船で宮島へ。
真っ赤な鳥居はまだ修復が終わらず見ることができませんでしたが、厳島神社からの景色を堪能しました。
その後はお待ちかねの散策タイム。立ち並ぶお土産物屋さんに目移りしながら、楽しい楽しいひと時を過ごしました。
家族へ、祖父母へ、きょうだいへ、と指折り確認しながら、とっておきの品を選んだようです。
夕食のあとは、担任の先生たちからサプライズのお楽しみ会もありました。
満面の笑顔から、盛り上がりが伝わるでしょうか。