夏に思うこと
広島の平和公園内に、「被曝アオギリ」の木があります。
私は何度もこの木と会っていますが、今回の下見ではじめてこのサヤを見ることができました。
小学校で大切にしている「アオギリ」もこの木の子孫です。こんな姿になることがあるのか、注目してみたいと思います。
77年目のこの日がめぐってきました。
桐朋小学校が広島を訪れるようになってからも、もう四半世紀です。
これまでお世話になった方のお名前の多くが、今は慰霊の名簿にあります。
今年の秋に修学旅行を予定している6年生。
ここでの出会い、学びのひとつひとつが、かけがえのないものになることでしょう。
世界から核兵器がなくなるその日まで灯り続ける「平和のともしび」を眺めるにつけ、「その日」がまたさらに遠くなりつつある世界の現状をつきつけられます。
関心を持ち、学び続けることの大切さをあらためて心に思いました。