「タイムカプセルを掘りあてる会」
毎年、多くの卒業生が桐朋小学校に来てくれます。
先日は、20歳を迎えた卒業生たちが、”ある目的”のために小学校に集まりました。
その目的とは・・・
ずばり「タイムカプセルを掘りあてる」こと。
この学年は、小学校4年生(当時10歳)の時に、「2分の1成人式」として、タイムカプセルを埋めました。
ちょうど、10年前のことです。
当時の写真を手がかりに、理科園の土をひたすら掘り起こします。
「ここもちがう」「硬いものがある…と思いきや、これはマンホールだ」
なかなか見つからず。
そして、ついに・・・
タイムカプセル発見!!
他の学年でも、埋めたけれど見つからない…ということが多いのですが、今回はラッキーです!
中身を空けてみると、”自分が生まれたとき”と”10歳のとき”の思い出レポートが入っていました。
大人になった自分への手紙や、ノートや筆箱など、一人ひとりの大事なものが出てきて思わず笑ってしまいます。
懐かしむみんな。
当時の記憶が少しずつよみがえってきます。
小学校ツアーでは、思い出がたくさんつまった場所を見て回りました。
あんなに広いと思っていた場所も、今は小さく感じてしまいます。
屋上にて。
20歳という節目を迎えた卒業生のみんな、一人ひとり「自分の道」を歩んでおり、本当に感慨深いです。
大人の仲間入りをして、責任を伴う場面も増えてきますね。
これからも自分を支えてくれる周りの人たちに感謝しながら、かけがえのない仲間との繋がりをずっと大事にしてほしいと思います。
私たちも、ここ桐朋小学校から、応援しています。
また、いつでも顔を出してくださいね。
元担任