桐朋小だより

2025.8.5

4年生

「初めてセミの羽化を見た」 4年合宿その③

 自由時間にお腹にブローチをつけて歩いている人がいました。なあに?と見ると、セミのぬけがら…ではなく、動いています!セミの幼虫をつかまえたとのこと。部屋の網戸に移して少しずつセミがカラの外に出るのを見守ります。夕方になって、自由時間がおわっても「セミを見てくる」と言って、何人も外から見守っていました。「初めてセミの羽化見た!」「緑だったよ」誕生の一瞬に出会えた喜びを友達や先生と共有していました。

 

 夜はキャンドルナイト(CN)です。CNリーダー達が「全員集合~!」と呼びかけて入場するところから始まりました。前半は歌いながらキャンドルツリーに点火して、静かに火を見ながら八ヶ岳での2日間を思い出しました。後半はクラス対抗伝言ゲームと両クラスの団がまざってのばくだんゲームで盛り上がります。そして、ダンスタイムは♬バナナ と♬マイムマイムで盛り上がりは最高潮に。「楽しい~」「もう一回やりたい」の声もありながら、各クラスの代表の人が思い出を表現し、聞き合いながらみんなの気持ちも落ち着いていきました。

 1日目に比べてぐっすり寝ている人が多くて、遊び疲れたかな、活動をやり切ったかな、星は見えなかったけど、いい夢見てね…と眠りにつきました。

 3日目は大掃除。自分達が生活したところを自分たちで掃除して退寮するために、分担をしました。「トイレ掃除もやるの?」「あんな大きいお風呂、そうじしたことないよ。」と言いながらも、一生懸命手を動かします。管理人さんご夫妻に「4年生なのにすごい!おそうじが上手!」と、特別に褒められるほど一生懸命やりました。

 準備から2か月かかって作ったきた「私たちの合宿」。目に見えないお土産をたくさん抱えて東京に帰る道は梅雨明けの青空。夏休み明けの合宿レポートを読み合いながら、またみんなで思い出にひたる時間も楽しみですね。

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